前原誠司の発言 (予算委員会)
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○前原委員 私もだんだん、河野さんといろいろ議論する中で性格もわかっているので、時間の無駄になるのでこれ以上聞きませんけれども。
これは一般常識。SM3はこの新たなミサイル弾道では対応できない。
ということは、総理、総理に伺います。
イージス・アショアを二基、これをこれから数千億かけて、数年かけて仮に配備したとしても、今秋田でもめていますけれども、新たなこの北朝鮮のミサイル、低空飛行して最後に高度を上げて落ちてくるものには対応できないんですよ。こういうものを、これから巨額の費用をかけて、そして数年かけて本当に配備をするつもりですか。相手は日進月歩ですよ。
そういうことの議論をこの国会でやらなきゃいけないのに、河野大臣のように、中身の議論をすることは相手に手のうちをさらすことになるということ、それは一定のことはわかりますよ、私も。だけれども、予算審議というのは、まさに国防も含めて、国民の税金を使うことでしょう。それは、税金が本当に役立たなくなるかもしれない、巨大な役に立たないものをつくるようになるかもしれない、そういう議論をするのに、防衛機密だから言えませんということはいけないと私は思いますが。
このイージス・アショアでは、もう新たなこの北朝鮮のミサイルというものは迎撃できない。しかも、先ほどこれは河野大臣が答えられたように、小型化された核弾頭をミサイルは積んでいる可能性がある。こういうものに対して、イージス・アショア、あるいはもっと根本的に、今の日米安保体制、つまりは、先ほど、みずからの主張をした、そうおっしゃいましたね。
北朝鮮はどんどんどんどん、アメリカには一定の配慮をしてICBMは発射しない、日本や韓国にはお構いなしでばんばんばんばん国連決議違反のミサイルを発射している、そして日本の防衛網をかいくぐるようなものをもうつくり上げている。中ロはどんどんどんどん軍事拡張している。後ろを見たら、日米同盟関係でアメリカが不公平だと言っている。そして、自国ファーストだと。
本当に私がきょう前半で申し上げたかったのは、憲法改正という概念議論よりも、本当に日米安保の役割分担とか、今の日本の周辺環境に合った、安全保障環境に合ったような防衛体制に変えることが今の総理の本当になされるべきことではないですか。そのことを私は問いたいと思いますが、いかがですか。