佐藤正久の発言 (外交防衛委員会)
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○佐藤正久君 やはり訪日が近づけば近づくほど、やっぱりこの環境がどういう状況になっているかと。改善が全然図れないとやっぱり国民世論というのは今よりも厳しく振れる可能性がありますので、やはりこれから一月、二月、三月が正念場だと思いますので、是非外務大臣のリーダーシップを発揮していただいて、結果を出していただきたいというふうに思います。
それでは、資料二、これを御覧ください。
これは防衛省からいただいた資料で、今回派遣される護衛艦「たかなみ」の仮装備等の概要であります。
今回、新たに防弾ガラスとか、あるいは大音量のLRAD、あるいは衛星通信装備、あるいは機関銃の銃架というものも付けるようですけれども、大臣、今回これを付けるだけで約千二百万円掛かると、帰ってきたときにこれを撤去し、そして全部洗ったりすると五千九百万円掛かります。実際、これを外すだけだと、やっぱり付けたものを外すと大体八百万円掛かると、つまり取り外しだけで約二千万掛かるんだと。私も実際向こうに行って驚いたのは、艦長に聞いたら、防弾ガラス付けたままで何か問題あるのかと、ないと艦長は言っていました。
実は、海警行動は日本周辺でも起きます。実は、なぜ海上自衛隊が海上保安庁と違って防弾ガラスにしていないかということは、ミサイル等には防弾ガラスが効かないからというのが説明なんです。だけど、海上保安庁の巡視船は防弾ガラスです、警察行動ですから。でも、自衛隊も警察行動をやる。今、各護衛隊群ありますけれども、中東の海賊以外は一隻もこういう防弾ガラスになっていない。海警行動のときに相手が一番狙うのは艦橋ですから、だからそういう状況になっている。若干端の方が見えにくいということはあっても、そんなに影響はない。
ちょっと計算してみたんです。二〇〇九年の三月からこの海賊対処の方にずっと派遣されています。当初は二隻です。途中から一隻体制になりました。今まで六十隻以上の船が延べ行っています。そうすると、取り外すだけで、もう今までで十三億ぐらい掛かっています、取り外すだけで。付けて外すだけで十三億掛かっている。全部に付ければ二億で済みますから、さっき言った二十数隻しかないわけですから。これはどう考えても無駄が多過ぎる。これがずっと行けば行くほど取り外しにまたお金が掛かると。少なくとも各護衛隊群のところに一隻ぐらいは何かあったときに海警行動用にこういうのを付けておけば、場合によりそれも中東にも転用できますから、これは非常に無駄が多過ぎる。
実際、大音量のLRADが日本周辺の海警行動にも役立ちますし、これはしっかり予算を付けて整備すべきだと私は思いますけれども、河野大臣のお考えをお聞かせください。