中川淳司の発言 (外交防衛委員会)

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○参考人(中川淳司君) 今回の日米貿易協定を単独の、スタンドアローンの貿易協定、自由貿易協定と見るかどうかというところは意見が分かれているところと思います。政府見解では、スタンドアローンの自由貿易協定と見た上で、自由化率を見て、WTOの協定に違反しないということを言われているようですけれども。
 理屈としては、今回はアーリーハーベスト、早期に合意できることをやって、その上で次の段階の協定を交渉するということは書かれていますし、それも盛り込まれていますので、最終的な大きなフルセットの貿易協定に至る中間段階の協定であるとして中間協定という位置付けを取ることも可能だろうと思います。その場合には、最終的に第二段階の協定を併せて、その中身が例えばWTOのルールに反しているかどうかということを改めて検討するというふうになるとは思います。
 ただ、そういうことを言った上で、何というか、身も蓋もない話をすると、WTOルールはあるんですけれども、これまで一度も発動されたことがなくて、おおよその目安として九〇%の自由化率は必要ですよねということは言われていますけれども、それに違反しないものもありますし、違反したことによって、例えばほかの国から訴えられて敗訴するということも起きていないんですね。
 あと、DS条項が二国間でないのはむしろ普通の場合ではないかと。協議による解決をするという形で収めている協定はたくさんあります。

発言情報

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発言者: 中川淳司

speaker_id: 6614

日付: 2019-11-28

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会