青木愛の発言 (環境委員会)
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○青木愛君 ありがとうございます。まさに、環境省がこのような自動車の開発それから商品化に向けて経済活動を主導していくということは、まさにこの社会変革担当省としての一つの意識の転換であり、科学技術の方向性を指し示す取組だと思っていて、大変期待をしておりますので頑張っていただきたいと思います。
最後になりますけれども、これは千葉県の住民からの大変深刻な問題を取り上げさせていただきたいと思います。ごみ処理場の建設と水の汚染についてお伺いをいたします。
千葉県の房総半島には高い山がありません。せいぜい四百メートルです。しかし、砂と泥の層ですね、砂層と泥層が交互に堆積した地層が斜めに走っており、半島中央の上総丘陵に降った雨は広大な森林に蓄えられ、一部は小櫃川に流れ、一部は地下水となって砂層を伝って平地に清水が湧き出るという地形となっています。
小櫃川の下流に設置された大寺浄水場は、西上総の四市、木更津、君津、富津、袖ケ浦と、市原と千葉市の一部、約三十五万人の水道を供給をしています。また、その地域では豊富な地下水も利用されています。先人による上総掘りという技術によって湧き出る地下水は、環境省が二〇〇八年に平成の名水百選にも選んでいただいた場所でございます。
また、この度の千葉県の台風十五号では、停電が長引く中、場所によっては浄水場のポンプが停止をして断水の地域が広がりました。飲み水も自分で用意をしなければならず、生活用水も給水車で対応することになりました。しかし、ここの場所は自然に湧き出る水によって生活用水ばかりか飲み水にも困らないという、まさに災害に強い、自然からの恩恵が得られる貴重な場所であるということが改めて認識された場所でもあります。
この水源に当たる上流の上総丘陵に埋立容量二百万立米という首都圏で最大規模の管理型最終処分場が建設されており、現在、増築が進められています。同処分場の建設に関しては、君津市は当初から反対の意向を明らかにしていましたが、第一期埋立処分場が二〇〇一年に県から許可を受け、二〇〇四年四月から埋立てが始まりました。しかし、二〇一二年一月、二か所のモニタリング井戸から通常より高い塩化物イオン濃度が検出され、漏えい事故が発覚をしました。同年二月から廃棄物搬入を停止し、今は維持管理だけをやっています。
河川の汚染は、下流の稲を枯らし、河川にすむ絶滅危惧種のホトケドジョウも一時期姿を消しました。この第一期処分場の改善が図られないまま、その後、第二期埋立処分場が埋立てを開始をしています。さらに、第三期埋立処分場の建設が今まさに進められています。しかも、この三期処分場には、逆浸透膜装置というものは設置しないというふうに聞いております。
環境省は、まずこのような状況を認識されているのかどうか、これまでどのような指導をしたのか、お聞きをしたいと思います。