小沼巧の発言 (経済産業委員会)
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○小沼巧君 ありがとうございます。
全体の数について、やっぱりその捕捉率の問題というのは正直分析もしづらいと思うんです。なので、勉強レク、問取りレクのときにもちょっと議論をしましたが、これについて明確な答弁を求めるというのは厳しいということ、重々承知しております。
しかし、なぜそういう話を申し上げたかというと、瀬取りの話ありました、迂回輸出の問題ありました、やっぱりそういった違反事例につながるようなものの手口が巧妙化してきてしまっていて、我々が気付かないところでそういった物の輸出入や技術の輸出入というのが行われてしまっているのではないかと危惧するからであります。でなければ、十三回も飛翔体、こんなに発射することができるようにはならないのではないかという問題意識、危惧であります。
そういった意味で、そういったことについて、捕捉率についての執行の問題も含めて、今後、関係省庁と連携してやっていただきたいと思います。これは要望であります。
それで、じゃ、やっている、そして件数自体も減ってきているということでありますので、これからは強いて言えばということの議論になります。私自身も、これ以上やれる余地はなかなかないんじゃないのか。ただ、そうはいっても、当時私自身も経験したことでございますので、改善する余地があるのではないか、そういった観点から、政策提言の意味も踏まえてこれから議論させていただきたいと思います。
大臣の最初の答弁の中でも例外措置についてのお話がありました。これが抜け穴になっている可能性があるのではないのかという問題提起であります。
例外措置って、二つの種類があると思います。
一つが、大臣がおっしゃった人道支援についてのものですね。医薬品とか、そういった例示で物資は行われていますけれども、こういった医薬品とかというのも、物によっては、安全保障貿易管理の世界によってはBC兵器、バイオ兵器、ケミカル兵器というものに軍事転用される可能性があるものもあるわけであります。例示されていないものであったとしても、例えば炭素繊維なんかは有名なんですが、ゴルフクラブのシャフトにも使える一方で、ミサイルを造る技術にも軍事転用できるわけであります。赤十字とか国連を通じて人道支援をやっているということでありますけれども、主体が赤十字だから、主体が国連だからという理由で用途とかをちゃんとチェックし切れているのかどうなのか、これが一つ余地としてあるのではないかと思います。
もう一つは、個人ですね。個人の携行品として輸出入をするということに伴う技術流出、物資の流出であります。特に技術については、例えば個人がUSBメモリーなんかに入れて外国に行ってしまって、そのUSBメモリーがパソコンに接続される、それだけで技術の流出になってしまう、ミサイルとかの問題に転用されてしまうというような可能性もあるわけで、だからこそ、当時、輸出の全面禁止措置と同程度のタイミングで外為法の改正も行われていたと理解しております。
そういう意味で、大臣に改めてお伺いいたしますが、これは強いて言えばという、繰り返しになりますが、前提でございます。強いて言えばという前提でございますが、こういった例外措置が抜け穴になっている可能性というのはあるのではないか、また、そこについて規制を強化していく余地というのもあり得るのではないか、これについて大臣の御見解をお願いいたします。