小沼巧の発言 (経済産業委員会)

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○小沼巧君 ありがとうございます。
 まさにそのキャッチオールの話が政令に落ちているから評価されないというのは、これはちょっとごじゃっぺな議論だと引き続き思いますので、それについては全く同じ意見であります。ただ、これ、よくよく分析してみると、本当は抜け穴になっていることがあるのではないのか、実効力を高めるために必要な措置があるのではないのか、ヒントがあるかもしれませんので、今後、省内においてでも検討していただければ幸いに存じます。
 そして、今大臣の話から、金の話、資金の話が出ました。今日、なぜ財務省さんお呼びしているかというと、最初に申し上げた制裁の三つ、人、物、金、そして、人、物、技術、そして金、この金の部分について、実は更なる執行力改善の余地、及び今後の余地があるのではないのかなという問題意識であります。
 これまで、アメリカが制裁をしたようなところなんですけど、マカオにあるバンコ・デルタ・アジア、これの資金、それを、国際間の銀行取引はSWIFTネットワークですかね、SWIFTネットワークにつなぐということを抑止したことによってマネロンを防止することができた、違法な物資の輸出入というのを防止することができたというのが事例としてございました。
 物の輸出入をするといっても、ボランティアじゃありませんから、やっぱりそれによってお金をもうけたいというような人たちがいる。その金の流れを止めてしまえば、そもそも輸出入の代金が支払われない、だからこそ、それの上に乗って行われる物の輸出入とか技術の輸出入とか、そういうことも防げるのではないかというような問題意識であります。
 これ、北朝鮮に限らず非常に有効な措置となっておりまして、例えばアメリカとEUがイランに対して制裁を行ったことがあります。これによって、平成二十七年でしたか、アメリカとEU、六か国とイランによる核合意の締結につながったと、こういうような指摘もあったわけであります。イランは原油の輸出に対する代金の支払とかを受けられなくなっちゃいますから。
 そういった意味で、今後、そういった金の流れ、特に銀行間の取引についてしっかりと規制を強化していく、監視能力、モニタリングを強化していくことによって、更なる物資の輸出入であるとか、それが防げるような可能性が高いのではないのかと思いますが、この点について財務省に、銀行間のこういった取引について、その規制に関する強化、実効性の確保について、財務省の取組をお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 小沼巧

speaker_id: 8286

日付: 2019-12-03

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会