羽生田俊の発言 (厚生労働委員会)
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○羽生田俊君 おはようございます。自由民主党の羽生田俊でございます。久々に厚生労働委員会に戻ってまいりましたので、よろしくお願いをいたします。
先般の台風十五号、十九号の上陸による甚大な被害、そして二十一号の影響によります豪雨被害が各地で発生をいたしました。お亡くなりになられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧復興、そして避難生活での健康管理、医療提供等、そして心のケアも含めた寄り添う支援を、国を挙げて、あるいは私もその一員として、与えられた使命と責任を果たしてまいりたいと考えております。
さて、相次ぐ自然災害に対し、毎回、想定外、予想外、未曽有といった言葉が繰り返されておりますけれども、これだけ大きな災害が全国どこでも起こり得る可能性を秘め、想定外、予想外では通し切れない被害状況から見て、やはりここは国が責任を持って国民の生命を守り抜く体制整備はしっかりとつくるべきであると考えております。
災害時だけの体制だけを特別扱いするのではなく、平時よりその備え、過不足のない体制整備が大変重要であると考えております。特に、医療の分野においては、プライマリーバランスの黒字化を目指す余り、平素よりの医療費削減政策や財政論ありきの抑制政策により地域医療は疲弊し、崩壊する寸前であります。救急医療はおろか、日常の診療、医療提供も回らない地域が日本にどれだけできてきているか。東京でさえ、医師の献身的な努力があってこそ、休日診療あるいは小児科、産科等の医療機能が難しい状態で、やっとのところで維持をされているというふうに言えるわけでございます。
このような視点から、本日は加藤勝信厚生労働大臣に質問をさせていただきたいと思います。
想定外、予想外、これを上回る災害というものが多発し、甚大な被害を全国で目の当たりにして、連日報道でも大きく取り上げています。避難後、自宅に戻り、生活再建あるいは復旧の中において、電気、ガス、水道等のライフラインの確保とともに、やはり医療体制、健康管理、心のケアというものが大変重要であります。そのためにも、医療の拠点である医療機関の復旧は地域にとって要であります。医療や薬を求めて、災害後すぐに診療体制を整えなければ、患者さんや住人はその地域へ戻ることができません。
診療体制を整えるためには、被災後の診療再開に向けた財政支援、そして運営支援、これは地域医療を支える上で欠かせないことだと考えております。加えて、職員の皆さんは、復旧のための作業とともに、御自分でも被災者としての立場であり、その患者さんたちの診療を支えていかなければならないということになるわけでございます。
ここで大臣に質問させていただきたいわけでございますけれども、被災地域の診療体制の早期復旧はその地域において非常に重要で、早期の診療再開に向けて補助金や特別貸付け等、あらゆる支援を講じるべきでありますけれども、残念ながら、個々の災害時において種々の支援を受けるためには申請書類など非常に煩雑で分かりにくいものという、こういう訴えを聞いているところでございます。
そこで、各申請様式の統一や申請に当たってのアドバイザー等の派遣など、被災された医療機関に寄り添う支援の簡素化、こういったものが、手続が必要と考えますけれども、その点どのようにお考えいただけますでしょうか。