安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 台風第十九号による被害状況及び政府の対応状況について御報告いたします。
まず、報告に先立ち、この度の台風によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
台風十九号は、十月十二日に大型で強い勢力で伊豆半島に上陸し、静岡県や関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨をもたらしました。十二日から十三日にかけて十三都県に大雨特別警報が発表されました。台風第十九号による大雨や暴風により、これまでに三十三名の方がお亡くなりになったほか、災害との関連を調査中の死者が二十名、心肺停止者が九名、行方不明者十二名、安否不明者八名、多数の全壊家屋や床上浸水などの被害が報告されています。
政府としましては、発災前から関係閣僚会議を開催し、必要な体制を確保するとともに、台風通過後の十三日には、被害が極めて広範囲に及び、救助を要する者が多数に上ることが見込まれることから、非常災害対策本部を設置いたしました。
現在、被災地では、警察と消防、海上保安庁、自衛隊の部隊が夜を徹して懸命の救命救助活動や行方不明者等の捜索に当たっているほか、氾濫した河川では決壊箇所の仮止めや全国から派遣された排水ポンプ車による排水作業を実施しているところです。
この台風による災害に関して、被災した三百十五市町村に対し災害救助法の適用を決定したほか、被災自治体が財政上安心して災害応急対策に取り組めるよう、今般の災害を激甚災害に指定する方向で調査を進めております。
被災者へのきめ細やかな支援は急務です。今後、生活や経済活動への影響が長期化する懸念もあります。このため、被災者の生活支援を更にきめ細かく迅速かつ強力に進めるため、各省横断の被災者生活支援チームを設置しました。このチームを通じ、電力や水道の早期復旧、被災者ニーズの把握はもとより、水、食料、段ボールベッド等のプッシュ型支援、避難所生活の環境整備、被災自治体への職員派遣、住まいの確保など、必要が生じる事柄を先取りし、被災者の生活支援を政府一丸となって迅速に進めてまいります。
引き続き、国としてできることは全てやるとの方針の下、現場主義を徹底し、被災者の皆様が一日も早く安心して暮らせる生活を取り戻せるよう全力を尽くしてまいります。
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