槌道明宏の発言 (安全保障委員会)
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○槌道政府参考人 まず、宇宙空間でございますけれども、これは、宇宙を利用した情報収集、通信、測位など、人工衛星を活用するということで、各国とも軍事作戦の基盤として使っているものでございますけれども、それに対して、例えば、対衛星攻撃ミサイルであったり、キラー衛星であったり、指向性エネルギー兵器であったり、そうしたことで対衛星兵器の開発、向上に努めている、そういう国もあるところでございます。
このように、宇宙空間の安定的利用をどう確保するか、それが損なわれるということがリスクとして存在するわけでありますけれども、これに効果的に対処することが必要となってございます。
その中で、我々の置かれている状況でございますが、自衛隊におきましても、通信や測位や人工衛星に大きく依存しているわけでございますけれども、各国の状況を踏まえますと、宇宙状況監視や衛星の抗堪性、こうした取組を一層強化していく必要がある、そういう状況であると考えております。
また、サイバーにつきましても、部隊の指揮統制、通信、これはサイバー空間の情報通信ネットワークに大きく依存をしておりますが、それに対して攻撃をするということは、低コストで阻害可能な非対称的な攻撃手法ということになります。平素から、サイバー攻撃によって軍事機密の窃取や重要インフラ等の脆弱性、こうしたことが高まる懸念、こうしたこともリスクとして存在しております。
自衛隊におきましては、サイバー空間を通じて陸海空の装備品等を連接して統合的に運用するということを考えておりますけれども、一方で、他国のサイバー攻撃能力を踏まえますと、現在のサイバー防衛能力を更に抜本的に強化をしていくことが必要であるというふうに考えているところでございます。