寺田学の発言 (安全保障委員会)

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○寺田(学)委員 私は、政治家としての役割はまさしくそこにあると思うんです。
 私は、本当に、過去の判断、小野寺大臣も含めて、当初、中期防にも入っていなかったイージス・アショアが閣議決定されて、その中で初めて議論させていただいて、しっかりと地元の理解が必要だというような御判断もいただいて、そこから築き上げてきて今になっています。
 今からつくり上げたところで五年以上稼働までかかってしまうという中において、私は無駄だとは言うつもりはないです、効果は絶対値としてはあると思いますけれども、本当に優先順位として、今大臣言われたとおり、限りある予算の中で優先的にやっていくには何が必要なのかということをその都度判断していくことの必要性があると思っています。
 正直、上の方からは、きのう、先輩も含めてですけれども、決して褒めるなというような御指導をいただいています。ただ、私は、ここは議事録に残したいと思います。今回の判断は私は英断だと思います。もう一度言います。今回の判断は私は英断だと思います。その判断にひるむことなく、本当にこの安全保障環境にとって必要な予算というものを必要な装備品に優先的に振り向けていくということが私は大事だと思っています。
 例えば、よく言われていて、イージス・アショアの必要性を議論するときに、飽和攻撃には耐えられないから無駄だというような議論がありました。それに対して反論する形で、じゃ、それができないから、飽和攻撃に対応できないからということの例えですけれども、泥棒がドアを蹴破ってくるから鍵をかけなくていいということなのかというような返しがありました。私はまさしくそうだなと思うんです。ただ、だからといって、鍵を一個から二個、二個から三個、三個から四個にするというよりは、じゃ、監視カメラをつけてみよう、その監視カメラの内容を自動的に判断できるようなAIを開発してみよう、さまざまな、多角的な形で、今ドアの話をしましたけれども、国の安全保障というのは総合的に私は高めることができると思うんです。
 ですので、今回のイージス・アショアを、プロセスを停止する、大臣自身として、NSCを抱えられていますので、大臣自身としてできる最大の判断だと思いますけれども、その中において、これをきっかけに、本当に必要な防衛装備品を無謬性にとらわれることなくしっかりとつくり上げていくことが本当の国防につながるのではないかなと私は思います。
 ちょっと時間がないのであれですけれども。
 当初予定していたのは、アショアとグローバルホークでした。陰では三種の神器と言われていて、グローバルホークとほかの二つをいろいろ言われています、無謬性にとらわれていると。
 いろいろ調べていくと、やはり本当にこのまま突っ込んでいいのかなということをいろいろ考えます。先に導入している韓国では、一昨年、昨年に比べて保守費用がいきなり四倍を提示されたということの話が報道でもありました。アメリカの方では、このグローバルホークの退役を政府として提案をしている、議会の判断を待っているという状態だと。もちろん、海軍の方でそれと似たようなものを導入するんだときのう説明を受けましたけれども、基本的にはそことは大きく性能及び搭載するものが違ってくる、撮影するものが違ってくる。
 このグローバルホークのみならず、今回した大きな判断をもとに、本当に必要な予算というものを、もう一度立ちどまって、このアショアにとどまらず検討していく、そういう姿勢というのが私は大事だと思うんですけれども、大臣からお考えがあれば御答弁をいただき、あと、もちろん、事務的に何か必要な補足があれば、グローバルホークに関しては、参考人の方からお話しいただいても結構です。

発言情報

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発言者: 寺田学

speaker_id: 3376

日付: 2020-06-16

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会