篠原豪の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○篠原(豪)委員 横浜の名前を挙げていただいて、ありがとうございます。私、横浜から来ておりますので。
伐採だけじゃなくて、やはり伐採のトレーシングをどうするかというのは大事なんです。私も外務委員会にいましたし、そのときも質疑もしていますので、そういった話もしてきましたけれども、やはり今回大事なのは、感染症というものがこういったものにかかわってきて、これから人類を脅かしていくことをどんどんどんどん起こしてくるんだということだと思います。
これは報道だけじゃなくて、もう何十年も前にできた小説から、ツンドラが温暖化で解けて、そこから未知のウイルスが出てきてという有名な小説もありますけれども、そういったものもずっと前から警鐘はされているので、今回のコロナウイルスというのは、まさに世界的なパンデミックをあっという間に引き起こして、エボラ出血熱とかSARSとかといったときと比べて今回は非常に影響が大きいんです。一瞬にしてこういうことが起きるということでございますので、そういったことも含めて、やはり我が国として、こういった枠組みでも頑張るんだということで、しっかりと、手を挙げて、新しく一番手で、先頭を切っていっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
そして、次に、これは科学技術委員会でございますので、あえて竹本大臣にもお伺いしたいと思うんですけれども、今回の新型コロナウイルスで感染拡大を防ぐ対策として、ビッグデータ、スマホの位置情報や個人の行動履歴を集積して、これも世界で、これは国内だけじゃなくていろいろな枠組みで今やろうとしています。恐らく、感染症の流行や大きな災害への対応のためには、個人のデータを活用する流れは、これはもう、今後加速することはあっても、とめるという選択肢はないんだと思っています。
しかし、こうしたデジタルデータの活用は、プライバシーの保護にどう配慮するか、どうバランスをとるかというような大きな問題を抱えています。実際、諸外国では、政府当局がデジタル技術を駆使して市民の行動監視に踏み込む事例が多々あります。
強権的なデジタル監視システムを持つ中国では、政府が感染者の行動を追跡するチームを設置して、感染者が使った交通機関の便名や座席番号、駅や空港の出入りの記録も含めて、行動を割り出している。監視カメラの映像をもとにしながら分刻みの動きも公表し、さらに、指名手配犯の国民監視を行いながら、七十三万人以上の濃厚接触者を割り出したりしているということを中国ではやっている。
韓国でも、町じゅうの監視カメラが感染者の行動を追っていて、クレジットカードの履歴やスマホの位置情報を組み合わせて、感染者の行動履歴を十分以内で特定することができるんだということだそうです。自宅隔離中にスマホを持たずに出歩く感染者がふえちゃったため、隔離命令を守らない感染者には、任意とはいえ、電子の腕輪をつけさせているということであります。
個人情報の厳格な保護法制、一般データ保護規則、GDPRを定める欧州ですら、イタリアやスペインでの感染爆発で風向きが変わって、世論調査でも、ウイルスの感染拡大に役立つならば自分の人権をある程度犠牲にしても構わないと答えた人の割合が七五%に上ったそうです。
しかし、冒頭で述べたように、感染症対策は今回のコロナウイルスに限られたものではない、新型コロナがたとえ制圧されても、新たな次の、森を切って、いろいろなものが出てくる限りは、これは出てくるわけですから、それに備えて、ポストコロナ社会としては、新たな感染症の襲来に直ちに対処できる体制を維持する必要がその中であるというときに、感染症対策を口実に人権侵害が合法化されてしまうと、それは人類が生存する限り永遠に続くことの、そういった人類の新しい歴史をこのコロナ以降でつくっていくということにもなってしまうんです。
これは、今までの人類が求めてきた、我が国は自由主義、民主主義、資本主義でございますし、自然権というのは、人間は生まれながらにして自分で自由な思いや意思をしっかりと持ってやっていくということになっていますので、こういったものが、だから、これまで獲得してきたものが一気に変わっていくという可能性が出てくるということも、そういうことの危険性もはらんでいるということであります。
そういった中で、人権を最優先に考えるということでやってきた日本という国であるわけで、これは自由主義の国でありますから、別に社会資本主義じゃなくて、自由民主主義で資本主義の社会ですから、そういう国であるならば、こういった、以上のような中国モデルや韓国モデルを採用すべきと考えているのかどうか、それはやはりしない方がいいんじゃないか、そうした観点から、日本ではどのような追跡の科学技術の活用が進められているのかを、今のこの段階なので確認させていただきたいと思います。