阿久津幸彦の発言 (外務委員会)
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○阿久津委員 ありがとうございます。
ここからが少し曖昧だった答弁の確認になるんですが、私の、法的には調査研究であっても危険地域へ行けるというふうに考えてよいのかとの問いに対して、前回の質疑のときに、情報収集を行うという場合において、情報収集の目的として武器を使用するということは認められておりませんので、情報収集を命じるに当たりましては、そうしたことも勘案しながら、その活動の範囲とか任務の内容について防衛大臣から御命令をいただくということになろうかと思いますと、政府参考人が答えられていました。
これ、いいですか、非常に微妙な言い方をされているんですけれども、自衛官の方々は、背広組も制服組も、シビリアンコントロールのもと、任務に忠実ですから、上官から行けと言われれば、どこへでも行くんですよね。しかし、私には、先ほどのあの答弁の中からにじみ出た言葉を私なりに捉えれば、よもや丸腰で危険地域に行けとは言わないですよねという自衛官たちの心の声が聞こえたような気がいたしました。
私は、防衛省設置法による調査研究を拡大解釈して、一歩間違えば戦闘に巻き込まれる可能性が極めて高い危険な地域に自衛隊を出すことには反対です。防衛大臣がここにいらっしゃらないのでお尋ねはしませんが、それなら、国会で議論を積み重ねた上で、事前の国会承認と事後の国会報告を厳密に定めて、自衛隊法の中にきちんと警戒監視規定を設けるべきだと私は考えております。
もう一点。中東派遣されている自衛隊について、私の思いを述べれば、隊員も交代がありますから、日本との往来の過程で、船内でのコロナウイルス感染も心配しています。クルーズ船と同じ密閉状況にあるわけですから。一つの選択肢としては、一年の任期ではありますけれども、一時撤退も視野に入れて検討するべきではないかというふうに私は考えております。
外務大臣には、ちょっとこれとは別に、視点を少し変えて伺いたいと思います。
新型コロナウイルス感染者が中東で最も多いイランのラフマーニ駐日大使が、米国の経済制裁の影響で医療物資の輸入が困難になっているとして、日本政府に仲裁を求めています。
大臣に伺います。
米国によるイランに対する経済制裁について、イランにおける新型コロナウイルス感染拡大を抑えるための人道的措置として、当面の間、イランへの経済制裁の一部解除を米国に働きかける考えはあるか、お尋ねしたいと思います。