小泉進次郎の発言 (環境委員会)

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○小泉国務大臣 東日本大震災からの復興は、私、今までも、復興政務官、そしてまた党の立場でも取り組んでまいりましたが、これまでも、そしてこれからも、私としても、また環境省としても、最重要の課題です。
 環境省の事業について言えば、除染特別地域や汚染状況重点調査地域の面的な除染は完了して、除去土壌等の輸送が進捗したことにより仮置場の約半数は解消されるなど、復興再生に向けた取組は進捗をしてきています。しかしながら、私自身、東日本大震災の発災以降、継続して現地を訪問して復興の現状を見てきましたが、福島の復興再生の取組は、これからもまだまだ課題は多くあると感じています。
 環境大臣に就任して以来、昨年十一月には帰還困難区域を抱える自治体の皆様から今後の復興の道行きに対する御懸念の声をいただき、先月、飯舘村を訪問した際には、一日でも早く復興の事業を進めてほしいという切実な声をいただきました。このような地域の皆様の声に触れ、九年の年月が経過する中で、中長期的な見通しを示すだけではなくて、地元の皆さんに復興に向けた取組の進捗を実感していただけるような、今できることを、小さくとも一つ一つを積み重ねていかなければならないと改めて強く感じています。
 こうした思いから、先日、福島県の除去土壌を利用した鉢植えを私の環境大臣室などに設置をしました。この取組は小さな一歩かもしれませんが、一歩一歩そういった取組を積み重ねていくことが重要な一歩につながるというふうに考えています。こういったことを契機としまして福島の復興に向けた理解の醸成を図って、そして、福島の復興とは福島の課題ではなくて日本全体で取り組むべき課題である、そういった国民的な理解にもつなげていきたいと思いますし、最近、特に風評そしてまた風化、これに対する懸念というのが改めて強くなっているような気もします。
 今回、コロナウイルスの関係であしたの政府の追悼式は中止ということは理解をいただかなければいけませんが、こういったことも、このまま風化が進んでしまうのか、そういったふうに心配をされる方々に対して応えていくには、環境省が負っている役割を一つ一つ着実に実行に移していくことが不可欠だと考えております。
 環境省というのは水俣が原点だというふうによく言いますが、福島も今後の環境省にとって大切な原点の一つだと思っています。環境省は常に福島とともにある、その思いを忘れずに、内堀知事がよくおっしゃる、苦渋の決断をした地元の方の思いとそして信頼、この言葉を忘れずに、これからもしっかりと復興に取り組んでいきたいと考えております。

発言情報

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発言者: 小泉進次郎

speaker_id: 20521

日付: 2020-03-10

院: 衆議院

会議名: 環境委員会