横光克彦の発言 (環境委員会)

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○横光委員 ありがとうございます。最後のお言葉、非常に心強く思いました。
 その前のファクトの件、これはもちろん大事ですよ。環境省もCCUSで取り組んでいますよね。もうすごい技術革新ですよ。先ほど畦元議員もいろいろと説明がございました。
 しかし、経産省が示しております次世代火力発電技術の高効率化、低炭素化の見通しの構成では、約三割のCO2が削減できるとしているんです。しかし、この見通しは、はるか先の見通しなんですよ。次世代の高効率な火力発電と言われていますが、現在進められております新規石炭火力発電の多くは、お地元の横須賀と同じタイプのものなんです。CO2の排出は一割弱しか削減されないんです。
 ですから、こういった現実もありますし、確かに、ファクトでいうと、それぞれ頑張っていることはそのとおりですが、やはり全体的には石炭火力発電を下げるしか脱炭素化の道は開けない、このように思っているんです。
 私はさっき言いましたけれども、日本の重厚長大事業、いわゆる景気回復したときの時代というのはもう終わったんです。ですから、そういう人たちのところの基幹的なエネルギーとしては、私は石炭火力は必要だと思っていますし、その分だけ残していけば、あとは新しいエネルギーで、きれいなエネルギーで大きく世界は変わっている、日本も変わる、そういった可能性があるので、どうか業界団体の皆さん方ともしっかりと話しながら、この問題に取り組んでいただければと思っております。
 また、先ほど四要件のことがございました。これをちょっと確認いたしますが、大臣、非常に大臣の発言というのはすごいなと思ったのは、やはりああいうことを勇気を持ってやれるということ。脱炭素社会に向けて一歩を踏み出したと大臣はおっしゃいましたが、そのとおりだと思うんです。
 ですから、確認をいたしますが、四つの要件を見直すことを合意したわけではないんですよね。見直しの協議をすることに合意を決めた段階なんですよね、今。ですから、これから六月に向けて協議を始め、そして六月に結論を得るんですよね。そういう流れだと思います。
 しかし、大臣の一言で動き始めたことは事実でございますので、こういった議論をした結果、もし見直しができなければ、せっかくのこの大臣の勇気ある発言が全く無意味になってしまう可能性がありますので、大臣、この発言をおっしゃった以上、実際に見直しの実現に全力投球していただきますことをお願い申し上げます。六月まで時間がございませんので、どうか風穴をあけてください。よろしくお願いを申し上げます。それはもういいです、私の希望でございます。
 それから、ちょっと時間がなくなってきたんですけれども、どうしても立憲民主党としてはこの問題に触れなくてはなりません。これは大臣が完全な所管というわけじゃないので、お答えはそんなに望んではおりませんけれども、それでも説明させてください。
 あしたで、三月十一日で東日本大震災から九年を迎えます。いよいよ十年目に入るんです。この時期に、日本世論調査会が十日前、二月二十九日と三月一日に電話ではなく調査員が直接面接して実施した東京電力福島第一原発に関する世論調査で、深刻な原発事故が起きる可能性があると答えた人は八四%、原子力規制委員会の審査に合格した原発の再稼働について、安全性が向上したとは思わないと答えた人が五六%、原発を段階的に減らし、将来ゼロにすべきだと答えた人が六三%という結果が出されました。
 一つの世論調査の結果でありますが、全てではございませんが、事故から九年を迎える今も、国民の不安や不信は消えていないというのがこの調査結果だと思うんですね。
 こういうことを踏まえて、原子力規制庁の責任者、そして原子力防災担当大臣としてお尋ねいたしますが、第一に、原子炉建屋直下に活断層の可能性があると指摘されている日本原電の敦賀第二原発、ここの審査に使う地質データを日本原電が書きかえた問題です、大臣も御存じかと思いますが。非常にこれは問題だと思っております。まず、活断層のあるところには原発は建てられないという大前提があるんですが、そこの地質のデータを書きかえたということが起きてしまいました。
 先般、規制委員会の皆さんともお話ししたんですが、これはとんでもないことだと、これが事実であるならば。そういった、まだまだ情報を全て集めて出してくれたわけじゃないので、まだ論議はしていませんけれども、これはもし全部が出てきてしまえば、改ざんという言葉ということになれば大変なことになる。地域住民の生命にかかわる可能性があるその地層の数値を変えたわけですからね。こういったことが大問題となっております。
 早急な情報収集を対応していただきたいと思いますが、大臣はこの問題についてどうお考えですか。

発言情報

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発言者: 横光克彦

speaker_id: 8829

日付: 2020-03-10

院: 衆議院

会議名: 環境委員会