篠原孝の発言 (環境委員会)

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○篠原(孝)委員 それじゃ、ちょっと私の資料を見てください。
 済みませんね、各省によって違うんです、大臣の質問のレクをいつやるかという。資料を今初めてごらんになっていると思いますので、前もってやれば、答弁の打合せのときに見ていただきたかったんですけれども、一ページ目、「物の輸送を少なくする」というのはこれだけあるんです。
 大臣が言われたフライトシェーム。一番下に書いてあります。こういう考え方がずっとあるんですよ。
 一番上は、身土不二。有機農業です。体と土は二つに分かれない。後の、私のつくった地産地消に行くんです。
 スローフード。ファストフードに対する嫌みです。
 それで地産地消、旬産旬消。これは私がつくった言葉です。英語でも、多分、ヤフーUSAやグーグルにも出ていると思いますが、プロデュースローカリー・コンシュームローカリー。わかりますね、その場のもの、そして旬。これは大したことはないんです。先祖返り。地のもの、旬のものを食べろと、そこらのじいさん、ばあさん、みんな言ってきたことなんです。これが一番健康にいいんだし、いいやり方なんだと。
 もっと言えば、トランプ大統領がバイ・アメリカン、ハイヤー・アメリカンと言ったのも、この考えにのっとっているんですよ。アメリカ人の使う車はアメリカでつくったものにしろ、メキシコでつくったものを持ってくるなんてとんでもないといってNAFTAも反対している。これをやると、わかると思いますけれども、八木さんならすぐおわかりになると思いますけれども、実は、あれは工業製品も地産地消にしろということなんです。そういうことなんです。
 これは、一九八七年に使って、ここで拙い英語でプロデュースゼア・コンシュームゼアとか言っていますけれども、ネーティブスピーカーに、もっと格調高く言えって、今はこれを使っています。
 それから、カーボンフットプリント。これはカナダやなんかで使っていたんですが、ついている、ついていない、この意味わかりますね、環境関係の人なら。これは数値化できているんです。
 バーチャルウオーター。沖大幹さんがやりました。
 それから、また私が考えて、一ひねりして、フードマイレージ、ウッドマイレージ。これはもうどこにも載っています。環境白書にも載っています。問題はグッズマイレージ、物。韻を踏んでいるんです。これは国際分業、自由貿易論に反するんです。私はこっちが勝っていくときだと思うよ。
 さっき大臣が言われた、KLMが、航空会社なのに、もうやめていい、そしてバスで行ってくださいと、アムステルダムとベルギーの間は飛行機を飛ばさないと、近いところは、言ってきているんです。
 イギリスはもっと立派で、一坪運動とかをやり出す国です、環境を守るために。だから、エアフレーテッドラベル、物に、そんなのだったら僕は売るなと言いたいんですけれども、これは飛行機で運ばれてきた果物ですよというラベルを張っているんです。マークス・アンド・スペンサーって、イギリスで生活された人だったら、ここで言うとセブンイレブンかジャスコみたいなところです。それが世界航空機関から環境賞というものをもらっているんです。環境のいいことをしたんだと。
 日本人にはそういう感覚が余りないんです。ぜひそういうふうにやっていきたいと思います。大臣、やはりそういうことを積極的に私は言っていっていただきたいと思います。
 ほかの人たちがいっぱい石炭火力のを聞きましたから、そっちもお聞きしたいと思いますけれども、価値観の変化というのは大事でして、環境をこれだけ大事にしてやっていこうというふうになっているんだから、根本を変えなくちゃいけない。
 向こうは、本当に、大臣も気がつかれていると思いますけれども、ベジタリアン、ビーガンって、この人たちはみんな有機農業ですしエコロジストなんです。何で肉を食べなくなるかというと、これは農林部会長をやっているときにさんざん聞かれたと思いますけれども、鳥肉を一キロつくるのに穀物三キロか四キロ、豚は七キロか八キロ、牛は十三キロか十四キロ、そしてふん尿が出る。牛の場合は更にメタンガスを出す。だから、オランダのエコロジストたちは、もうオランダで畜産を縮小しろと言ってデモをして歩いているんです。
 それからもう一つ、ふん尿がたまってにおいが非常に強烈になってきて、ちょっと風向きが悪くなったら都市の中でもふん尿のにおいがする。日本でも、余り言いたくないけれども、過密飼育しているところはそうなりつつあるんです。やはり自然の循環の中でやらなくちゃ、過剰に過密飼育したりしたらよくないんですね。そういうふうになってきているんです。そういうことを私は考えていかなくちゃならないと思うんです。そうしたときに、どこから直していくかというのを、いや、いろいろなのがあると思います、環境に優しいというのは。
 きょう、私がこの資料をつくったときに、一番後ろの方を見て、これは後で説明しますけれども、ちょっとミスがあったんです。そうしたら刷り直せというのもあったし、出しちゃいけないところがありましたけれども、ちょっと余りそれはSDGsに反するので、手間をかけて悪いんですけれども、直させていただきました。
 それで、根本からやっていかなくちゃいけない、いきなり法律に何とかというんですが。大事な憲法改正論議がありますけれども、公明党が前から環境権を書けというふうに言っています。
 次に、二ページ、三ページの資料を見ていただきたいんです。
 加藤三郎さんという環境庁時代の最初の、初代の地球環境部長です。今でいうと環境省の審議官ですね、国際関係担当の審議官。この方が、やめられた後、環境文明研究所というのをつくっていろいろ活動してこられました。その方たちがこうやって憲法に環境を追加する提案をされています。よくこれを見ていただきたいと思います。全然こういう議論が憲法調査会とかなんかでも行われないんですけれどもね。
 何でこうするかというと、ちょっとPRみたいになって恐縮ですけれども、三ページを見てください。私、大臣にちょっと会って立ち話をしたときに申し上げましたけれども、環境委員会、環境にしつこくかかわっているんです。これを見てください。
 二〇〇三年七月時点ので、循環社会研究会、これは荏原製作所が、企業フィランソロピー、企業の社会的責任、CSRでもって、そこがお金を出して世の環境学者たちを集めて勉強会をやるというときに、私に声がかかったんです。見てください。皆さん大体御存じの方も多いと思いますが、加藤三郎さん。そして、下から三番目の三橋規宏さん、この方は日経の記者でして、ゼロエミッションという名前のついた本を二回書いているんです。そういう人です。僕とこの三橋さん以外はみんな理科系の学部で勉強された方です。
 これで相当しつこく、何年続けましたかね。途中で僕は、七月時点になっていますけれども、この九月に農林水産省をやめて、五十日間、選挙があって、国会議員になった。こんなんだから、大学の教授になってくれと言われていたんです、間違って政治家になっちゃって、今、後悔していますけれども。
 だから、ずっと僕は国会議員になってから環境問題を追い続けているんです。だから、僕のファンも結構、エコロジスト、昔のオールドエコロジストがいまして、ずっと活動をやってほしいと言ったので、国会議員になってもすると言って、環境委員会を希望してもなかなかそのとおりにならないことがありますけれども、やってきているんです。
 憲法論議の中で、環境大臣としてもしするんだったら、憲法にちゃんと環境が大事だということを位置づけてやっていくべきだというのも一つの動きを加速することになると思うんですけれども、こういうことを加藤さんの要望に応えてやっていったっていいと思うんですけれども、大臣の所見をお伺いしたいと思うんです。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2020-03-10

院: 衆議院

会議名: 環境委員会