梶山弘志の発言 (経済産業委員会)
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○梶山国務大臣 国内市場が縮小する中で、中小企業にとって、海外市場への進出により新たなニーズを獲得し、事業拡大や付加価値の向上を図ることは極めて重要な課題であると考えております。
海外展開に当たっては、一般に、経営資源に限りのある中小企業にとりまして、現地情報、ニーズの把握、資金調達などハードルの高い課題が多数存在をしておりまして、これらのボトルネックを解消していくことが急務であると考えております。
委員から御提案いただきました日本公庫の機能強化につきましては、日本公庫がこれまで蓄積してきた経営資源、専門性や政策金融機関としての位置づけが民業補完を旨とすることなどを踏まえると、全部一気にというのは困難であると思っておりますし、これから調整が必要であると思っておりますけれども、日本公庫のリソースを活用して中小企業の海外展開にできる限りの支援を行ってまいりたいと思っております。
そうした中で、今回の法案で措置するクロスボーダーローンは、日本公庫による海外子会社への直接貸付けを可能とするものであります。
ASEAN諸国への日本企業の進出ニーズの拡大や日本公庫の取引先の進出状況等を踏まえて、まずはタイ、ベトナム、香港の三地域から開始いたしますが、その後も事業者のニーズに応じて対象地域を拡大してまいりたいと考えております。
経済産業省としては、日本公庫の資金調達のみならず、さまざまなツールを組み合わせ、さらなる支援の充実を図り、日本公庫とも連携をし、引き続き中小企業の海外展開をしっかりと支援をしてまいりたいと考えております。