下地幹郎の発言 (決算行政監視委員会第一分科会)

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○下地分科員 きょうは、会計検査院にちょっと質問をさせていただきたいというふうに思います。
 私が国会に出てきたのが平成八年でした。平成八年のときの予算というのが大体七十八兆円、この規模の予算でしたね。そして、今はもう百二兆円規模の予算ということになりますから、もう二十五、六兆円は予算が大きくなっているというような状況であります。
 また、平成八年のときの一般税収というのが五十二兆円ぐらいでした。今は六十二兆円。十兆円ぐらい税収がふえているというような状況なんです。しかし、平成八年のときの消費税というのは三%なんですね。今はもう一〇%になっていますから、それを考えると、消費税による税収の増はあるけれども、その他のもので、大きく経済がよくなったからといって税収が伸びているわけではない、そういう認識に私は立っているんです。
 だから、二兆五千億ぐらいが一%の税収だと考えても、七%伸びても、今言っているような、税収が十兆円伸びたというようなことも、全てがこの消費税の税率の見直しによって伸びているわけであって、その他の経済がダイナミックに伸びて税収がふえた、こういうふうな位置づけを持っていないんですね。
 そうなってくると、こうやって税収がそう簡単に伸びないというふうになってくると、やはり二つの点で大事なことがある。
 一つは、やはり無駄を徹底的に省いていくという作業をしていかなければいけないということですね。そのことをやっていかないと、税収がなかなか伸びない中において、その執行は、これが正しい成果を出しているかどうかというのをやはり会計検査院がしっかり見ていくというのが一番必要だというふうに思っていて、皆さんのお仕事は非常に大事だというふうに思うんです。
 二つ目には、効果ですよね。きょうこれからも申し上げますけれども、この予算を使ったらこういう効果が出るんだということをもとに、概算要求を組んで本予算を組んでいる、税率を見直して税の体系をつくってきているわけですけれども、これが効果がないというようなことがあるわけですよ。
 だから、予算の使い方においては無駄はないかもしれない、法律上の間違いはないかもしれないけれども、この効果があります、これをやるといろんな企業が生まれて税収がふえますよということを、概算要求のときに役所の方々もいっぱい言ってきますが、それがなかなか最終的には見えないというようなことになるケースが私は多いのではないかと思うんですね。
 この二つの観点からしても、会計検査院がそういう指摘を厳しくやっていくというのは、これからも非常に大事な、私は、この国の財政を考える上でも、限りある予算を効率よく使うという意味でも、皆さんのお仕事が非常にこれからも大事だろう、こういう観点できょうは質問をさせていただきたいというふうに思っておりますから、よろしくお願いします。
 一点目ですけれども、三十年の決算報告、指摘件数が三百三十五件ありますね。一千二億円ぐらいの指摘金額がありますが、税収や保険料の徴収の指摘という、租税の税収過不足、健康保険や厚生年金保険の保険料の徴収不足とか、正直言って、同じ件数が毎年多いんですよね、件数的には。
 同じような項目が何度も何度も、毎年出てくるというような、皆さんが指摘をしても、また次の年も同じようなことが出てくる、また次の年も同じようなことが出てくる、こういうふうなことが何度も繰り返されているんですけれども、こういう指摘を皆さんがしたことが、各省庁において効率よく、同じようなことを二度とやらないというようなことをやるために、指摘をした項目をどういうふうに各省庁に徹底しているのかというようなことを、まず院長にちょっとお聞きをしたいというふうに思います。

発言情報

speech_id: 120104129X00120200406_391

発言者: 下地幹郎

speaker_id: 12665

日付: 2020-04-06

院: 衆議院

会議名: 決算行政監視委員会第一分科会