村瀬佳史の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○村瀬政府参考人 お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、ドイツでは脱原発が進められておりまして、二〇二二年までに全ての原子力発電所を閉鎖する予定ということになってございます。
それと同時に、再生可能エネルギーの導入拡大が進められておりまして、再生可能エネルギーの導入は実際拡大をしてきているというような状況でございます。
他方、その中でさまざまな課題に直面しているものも事実あると承知してございます。
例えば、具体的には、再エネ導入に伴う負担によりまして、特に家庭用の電気料金が国際的に高水準となっているということでございまして、これは、IEAのデータをもとに見ますと、キロワットアワー当たり日本が大体二十七円、ある前提を置いていますけれども、に比べまして、ドイツは四十円といった形で、料金が国際的に高水準となっているというような実態がある。
それから、再生可能エネルギーは増加しているんですけれども、石炭火力の発電所への依存度が低下をしておりませんで、この火力発電から出るCO2の排出によりまして、ドイツ全体で見ますと、CO2の排出量が低減していない。例えば、二〇一七年と比べますと、二〇一七年レベルの時点で見ますと、二〇〇九年と同じ水準のCO2を排出しているといったことで、再生可能エネルギーが入っているのにCO2が減らせていないといったような課題もあるというふうに承知してございます。
こういった課題について、今どういう方向で取り組んでいくのかということで国内でも議論がされているものと承知してございます。