古賀篤の発言 (国土交通委員会)
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○古賀委員 おはようございます。自由民主党の古賀篤でございます。
きょうは、まずは、お忙しい中、そしてコロナウイルス対応の大変厳しい状況の中で三人の方にお越しいただきまして意見陳述をいただいたことに、心から感謝を申し上げたいと思います。
十五分という限られた時間でありますので、本当に皆様方にお聞きしたいことはたくさんあるんですけれども、時間の制約があるということをぜひ御理解いただきたいことと、今伺っている限り、バリアフリー化に向けての大きな方向性の違いはなかったんじゃないかというふうにも理解しているところであります。
大体いつもこうやって立って質疑をさせていただくのですが、座ってお話しいただいていましたので、私も座って質問させていただきたいと思います。
まず、秋山参考人に伺いたいと思います。
先ほど自己紹介でもありましたように、これまで長年にわたりまして、政府の中で、いろいろな会議の場、検討の場で御尽力賜りましたこと、大きな役割を果たされたことに、心から敬意を表させていただきたいと思います。
先ほど質疑の中で、紙も配られたわけでありますが、「今後の期待」というところで、三つ目、地方都市の鉄道の無人化や人口が低密度な地域のモビリティーとアクセシビリティーの一体的対応の必要性があるというような御指摘をいただきました。地方では非常に自動車の運転の率が高いとか、また、昨今いろいろな高齢者の自動車事故がふえてきておりますので、そういう意味でも大変大事な視点じゃないだろうかというふうに思います。
私がまず一点目に指摘あるいは質問させていただきたいのは、ハードの面であります。
これまでバリアフリー化の対象というのは、例えば、建築物について一定の規模以上、二千平米以上、あるいは公共交通機関で一日当たりの平均的な利用者数三千人以上というような条件を付してバリアフリー化を進めてまいりました。これは予算の制約ですとか優先順位があるということだと理解しておりますけれども、更にバリアフリー化を前に進めていくにおいては、この基準以下であってもやはり進めていく、対象としていくことが大変重要じゃないかというふうに思います。
その点は秋山参考人以外も、尾上参考人からも同じような御指摘があったと承知しておりますし、山城参考人からも、具体の話として、ホームの幅が違うところでホームから落ちられた、あるいは五段以下の段差をつくらないような原則というような御指摘があったところですけれども、まさにそういう御指摘のように、機械的な三千人とか二千平米ということではなくて、実際にそこを使われている高齢者がどれぐらいおられるのか、あるいは障害者の方がどれぐらいおられるのか、そういった本当に必要とされている方の数字の把握だったり、あるいは、今の既存施設が、先ほどの五段という話がありましたように、本当にバリアがあって早急に対応しなきゃいけないというような施設のことの把握をした中で、必要に応じて整備を行っていくべきではないかというふうに私は思うわけですけれども、ぜひ秋山参考人にそのあたりの考えについてお伺いしたいと思います。