秋山哲男の発言 (国土交通委員会)
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○秋山参考人 秋山です。
ただいまの駅及び建築物などの基準を設けた整備につきましては、ある程度賛成でございます。ところが、場所によって、これについては、あくまでも管理側の発想で三千とかあるいは二千平米というふうに切っていると思うんですね。ユーザーオリエンテッドでは決してないんですね。
ユーザーオリエントで考えたときに、アクセシビリティーという観点というのは、段差を削るとか、あるいはエレベーターをつける、そういうものがアクセシビリティーの施策としては重要なんですが、それ以前にもっと重要なモビリティーという観点を忘れていませんかと。
つまり、地方の田舎のところで住んでいる人たちのモビリティーをどうやって救済するか。それは、鉄道とバスと、それからスペシャル・トランスポート・サービス、移送サービスとか、あるいは個人のさまざまな交通システム、それを一体化してやらないともう無理な状況に来ているんだ。つまり、基準をつくれば済むというお話ではなくなっているところ、相変わらず基準の議論を地方にも当てはめようとしている。
これは基本的に無理難題の話と解決できる話と二つあって、解決できる話はそのまま解決できるんですが、無理難題は、まだ十年、二十年先、残っていくわけです。その残っていくことに対して責任を持った対策をしっかりやってくださいと。
それについてはモビリティー全体で考える。具体的には、鉄道駅、四駅あったとしたら全部無人駅だとする、ある自治体があったら、一駅を重点的にバリアフリーにしていくというやり方、そこに二次交通をつなげていくというやり方があるだろうと。
そういう意味で、知恵の出しどころを、その辺はもう少し突っ込めば考えられると思いますので、これは、鉄道事業者、バス事業者、そういういわゆるさまざまな壁、自治体の壁、これをどうやって越えていくかという極めて実験的な都市のつくりになると思いますので、ぜひそこを進めていただきたいなというふうに思っております。
以上です。