秋山哲男の発言 (国土交通委員会)

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○秋山参考人 秋山です。ありがとうございます。
 現状については、二〇〇〇年に交通バリアフリー法をつくったときに、障害者の意見をよく聞くことという言葉が入ったと思うんですね。これについて、バリアフリーの基本構想などでは、さまざまな、多様な障害者にできるだけ入っていただこうということで会議が成立したと思うんです。
 こういう点はいいと思うんですが、障害者も、すごく優秀な障害者と、そうでない人もたまにいらっしゃったりする。あるいは、自分の分野はわかるけれども他人の分野はわからないというような問題があるので、私は、成田空港でインクルーシブデザインを実践的にやりました。
 先ほどの例ではないんですが、一人の障害者では無理だ、二人の障害者でも無理だと思いましたので、視覚、聴覚、発達障害、その他情報関係、つまり十人ぐらいの障害者の人たちに参加していただいて、なおかつ専門家も十人ぐらいいて、それから、実際に物を整備する人たちも教育しないといけませんので、その人たち十人ぐらいと、一日七時間を三十回ぐらいやっています。テーマを二時間ずつ区切って、十幾つのテーマ、そしてつくり上げたのが、今の成田空港はまだ途中ですけれども、インクルーシブでつくり上げました。こういう努力をすることによって障害者のユーザーオリエンテッドのことができるんだと。通り一遍のお話だとやはりできないんじゃないかというところもございます。
 それから、もう一つ別の視点ですけれども、最近やはり、例えば交通事業者も教育しないといけないということで、ある交通事業者に伺いますと、ガイドラインを読んでもわからない、こんなに厚いし、どこを見ても何となくわからないと。そうしたら、やはり直接教えるしかないねということで、地方空港を我々専門家六人が回って、ここがこういう点で問題で、こう改善しなければならないということを指導して、ユニバーサルデザインのレベルを上げるということをやってきました。
 そういう解決策もあるだろうということです。

発言情報

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発言者: 秋山哲男

speaker_id: 19552

日付: 2020-03-31

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会