尾上浩二の発言 (国土交通委員会)
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○尾上参考人 ありがとうございます。
共生社会、障害者権利条約ではインクルーシブな社会ということですが、インクルーシブな社会はインクルーシブ教育から始まるというふうに言われております。御指摘のとおり、子供のときからともに学び、共生の体験をするということが基本にならなければならないと思います。
私自身も、中学校から地域の学校に進んだんですけれども、最初、戸惑いがありました。戸惑いがあって、周りの友達に話しかけられなかったんですね。といいますのも、養護学校のときは障害のない人というのは先生とか親なんですね。同じ世代の障害のない子供と出会うことがなかったわけです。障害者である私が感じた戸惑いということからしますと、障害のない人が、障害者と日常的に接したことがなければ戸惑うのも当然かな、そういう意味で意識上のバリアが形成されるんだろうなと思います。
子供のときから分け隔てられる環境で意識上のバリアが形成されてしまって、大人になってから事後的に心のバリアフリーというのでは、なかなかやはり進展しないのではないかと思うんですね。子供のときからのやはりインクルーシブ教育が重要だと思いますし、先ほども申しましたとおり、そのために、今回、学校バリアフリー義務づけ、これを実効化させるためのやはり数値目標の設定、実施計画の策定、十分な予算確保をぜひともお願いをしたいと思います。