秋山哲男の発言 (国土交通委員会)
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○秋山参考人 秋山です。
ただいまの、我が国のバリアフリーは遜色ないということを申し上げたのは、交通を全体的に見回しての話です。
建築については、私は専門の外側という位置づけにありまして、余りちゃんと研究をしていません。ただ、アメリカの建築障壁撤廃に関する法律というのは、これができても守らないので、アクセスボードというのをつくって監視して、これを改めなさいというようなことがアメリカでは起きたんですが、どうも日本の建築のバリアフリーはアメリカをモデルにしたんじゃないか、そういうにおいを感ずるんですね。
それで、やはりもう少し管理監督側ではなくてユーザー側の、例えば、商店街にむしろ網をかぶせて、そこに対してバリアフリーをしなさいというようなことをやる必要性があるだろうというふうに思います。
そして、実際に建築の基準を決めていくときに、委任条例を使わずに、バリアフリーの罰則、委任条例というのは、今回のバリアフリー法の委任条例は罰則規定が存在するので結構厳しいんですね、それを避けて、単なる地方自治法のまちづくりのところでやってしまおうというところがちょっとあるんじゃないかと。
やはり、法律として、バリアフリー法の委任条例を使ってきちっとやるということをかなりやらないといけないということと、それから、扉の寸法八十センチとか段差十センチだとか、それから通路、こういう問題を、簡易な方法でやる例もあると思うんですが、もう少し突っ込んで、私は二十年ぐらい前に建築の人と議論するときに、対象者をゼロにしたらどうかという提案をいつもしていました。何で建築はそうなんだろうという。まあ交通も、三千人以上とかそういうことになるんですが。いっそのこと、どこか実験的に特区をつくって、ゼロにしたところを見せてほしいなというふうに思います。ゼロにすることによって、管理がうまくいかなければ人を投入すればできると思いますので、そのあたりの努力がやや足りないなという理解をしています。
以上です。