関田康雄の発言 (国土交通委員会)
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○関田政府参考人 お答えいたします。
地震発生の事前予測についての御質問でございましたが、以前は、東海地震、これが、発生の直前に確度高く予測できる可能性のある我が国で唯一の地震というふうに考えられておりました。
しかしながら、中央防災会議防災対策実行会議のワーキンググループでは、近年の観測成果や研究成果を踏まえまして、この東海地震も含めて、現在の科学的知見からは確度の高い地震の予測はできないという見解を平成二十九年九月に示しております。
このことを受けまして、気象庁では、東海地震も含みます南海トラフ巨大地震につきまして、地震の発生を予測するのではなく、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合に、巨大地震発生の可能性が平常時と比べ相対的に高まっているかどうかという調査をいたしまして、その結果を南海トラフ地震臨時情報により発表することとしております。
このように、地震の発生を事前に予測することは一般的に困難でありますので、地震による揺れから身を守っていただくためには、地震発生後、大きな揺れが到達する前にその旨をお知らせします緊急地震速報が重要な情報であると認識しております。
この緊急地震速報につきましては、陸上の観測点に加え、昨年度より、関係機関による海底地震計の観測データも新たに活用しておりまして、これにより、例えば日本海溝の東側で発生した地震については、緊急地震速報の発表が従前より最大で三十秒程度早くなる見込みでございます。
気象庁といたしましては、地震に関する情報を災害の防止、軽減に活用いただけるよう、引き続き、迅速かつ的確な発表に努めるとともに、情報の普及啓発についてもしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。