井上英孝の発言 (国土交通委員会)
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○井上(英)委員 日本維新の会の井上です。
一般質疑ということで質疑をさせていただきたいと思いますけれども、きょうは、大臣とそして御法川副大臣にもお越しをいただいてありがとうございます。さらには、田端長官、ありがとうございます。外務省の長岡審議官、ありがとうございます。田端さんにはいつも聞きたい聞きたいと思いながら、いつも答弁を聞くことなく帰っていただくというようなことも続いていましたので、きょうはたっぷり聞かせていただこうと思っているんですけれども。
まずは、でも、参議院の本会議というのが今並行してやっていまして、大臣が私の質疑時間中に恐らく抜けられるということなので、大臣に聞いて、大臣には早々に抜けていただいて結構ですので、時間はもうお任せしますので、私の質疑中に抜けていただいて結構ですので、よろしくお願いしたいと思います。
新型コロナウイルスの世界的な拡大により、直接的に極めて深刻な状況をこうむっている分野の一つがやはり観光分野ではないかなというふうに思います。
水際対策の強化により、感染症危険情報でレベル2及び3の国、地域から来訪する外国人の入国というのは拒否をされ、事実上、訪日外国人旅行客による観光は全面的に閉ざされているという状況です。
実際、私の地元の関空、三月の関空は、先日、航空業界のときにも話をしましたけれども、前年同月比でマイナス九五・一%となっています。コロナの感染拡大の直近で見ても約九〇%ほど下がっているという航空業界の状態です。二カ月連続でマイナスとなっています。二月、三月のインバウンド需要の損失合計というのは一千四百二十四億円というふうに見込まれています。この四月も、先々月の四月も、三月と同程度の減少幅で続けば、四月―六月期の損失合計というのは二千五百十九億、約二千五百二十億に増加する見込みだという非常に深刻な見込みであります。
関空で訪日外国入国者数の動態というのを、リーマン・ショック期、東日本大震災期、そして今回のコロナの時期と三つの時期で比較すると、九五%の水準が最低三カ月続いて、以降徐々に回復するパターンが想定される、完全な回復には一年以上かかるんじゃないかという民間の研究所の数字も出ています。
また、五月二十日に観光庁が発表した四月の訪日外国人客数は、前年同月より九九・九%減ということで、たったの二千九百人だけと。お聞きをすると、日本に留学されているとか日本で働いておられるといったような、日本に住居、居を持たれているような方が出入りをされている、観光客というような感じではないというふうにお聞きをしました。下げ幅は三月の九三%より更に拡大して、今の調査方法となった一九六四年一月以来最大を更新したというふうにお聞きをしています。感染拡大を受け、二月から入国制限の対象を広げたためと思われますが、事実上、国境をまたぐ観光というのはもうできない状況になっていると思います。
ここで、大臣にお聞きしたいと思います。
きのうの夕方ではネットニュース、それからきょうのNHKニュースでも、新型コロナウイルス感染症の影響で解雇や雇いどめに遭った人は全国でこれまでに一万六千人余りという報道がありました。業種別では、宿泊業が最も多く三千七百二人、次いで、観光バスやタクシー運転手といった道路旅客運送業の従事者の方が二千二百八十七名、製造業が二千二百六十九名、そして飲食業が二千百二十二名となっていますので、必然的にこの観光分野の影響というのは大きいんですけれども、大臣、そういった今の状況を踏まえて、今後、ゴー・トゥー・トラベル・キャンペーンを含めて、私はしっかりと大臣の指導力を発揮していただいて、何とかV字回復できるようにしていくべきだと思っていますけれども、大臣の思いをお聞かせいただけたらと思います。