海江田万里の発言 (財務金融委員会)
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○海江田委員 これは午前中の予算委員会でも議論がありましたけれども、とにかく、見せかけのというか、予算の発行額だけを減らしましたよと、安倍総理が得意そうに八年連続だということを言いましたよね。それにやはり根拠というか、本当は根拠になっていないんですけれども、だけれどもそれを与えるための予算だということ、これはやはり指摘しておかざるを得ない。
それからもう一つ。まず枠があった。確かにそうですよ、四兆三千三十億円ありましたね。中には建設公債が使えるものもありますが、それ以外は使えませんからね。
問題は、じゃ、この枠の四兆三千三十億円の中に、まさに補正をやるわけですから、これは言うまでもありません、財政法の二十九条ですからね、予期せぬことが起きたり、予算の当初の話では対応し切れないもの。台風の災害なんかはそうでしょう。先ほど辻先生がおっしゃったことは、私はそのとおりだろうと思うんですよ。だけれども、じゃ、それ以外に本当に不要不急のものがないのかどうなのかということをやはり考えてみなければいけないと思うんですよ。そうでしょう、当然。
だから、そういう作業が果たしてどれほど行われていたのか、歳出の面からのチェックも若干してみたいと思いますけれども、四兆三千三十億円のうち、防衛省の予算の中にやはり問題があると私は見ておるんです。
それこそ本当に、災害復旧でそういう特殊な車両が必要であるとか、あるいは、何度も出ていますから、重機の中には傷んでしまったものもあるし、あるいは、さっき辻さんのお話にあった隊舎の問題もあるし、そういう問題にはしっかりお金を使わなければいけないと思いますけれども、災害からの復旧復興と安全、安心の確保ということでかなりの金額が計上されていますけれども、もちろんこの中には、先ほどあった本当の意味での災害からの復旧復興費も入っておりますけれども、その後段についてくる安全、安心の確保ということの中に、いわゆる防衛装備品、正面装備品なんですよね。端的に申し上げますけれども、やはりF35Aなんですよ。
私は、これは何も、本当に無駄かどうか、例えば輸送機の、今オーストラリアなんかにも行っていますけれども、それは、いざ震災が起きたらやはり輸送機は必要ですよ。正面装備品であっても、輸送機なんかについても幾らかあります。そういうものについては、私は別に問題にしません。だけれども、例えばF35の戦闘機が復旧復興とかあるいは震災の予防にどれだけ役立つのか。戦闘機ですよ。F4という、ファントムという戦闘機は、写真偵察に変えているんです、改造して。だからあれは、その意味では防災に役立つわけです、偵察ですから。だけれども、F35はこれから入ってくるんですよ。写真偵察なんか、そんなのを使うはずもないんですよ。戦闘する、ファイターの戦闘機のために六百五十二億円、F35のA、一機百億円ぐらい、大体六機ぐらいですよね。
最初私は、それをやることによって例えば納期が早くなるのかなと思った。でも、そうじゃないんですよ。後で防衛省に聞きますけれども、これは歳出化経費ということですから。歳出化経費というのは、防衛省が契約をするときは、契約しますね、まず頭金を少し払って、その後中間金を払って、そして最後に完成品を納入した時点で全部、全額を払う、こういう仕組みですよ。これはもう最初から五カ年の防衛計画で決まっていますから、いつ何機入ってくることがわかっているから、当初予算の中に、ことしは何機納入される予定だからこれこれのお金をちゃんと計上しなきゃいけないなということで、ずっとやってきたわけですよ。
だけれども、ことし、まあ去年もそうだったんですけれども、今度は、歳出化経費ですから、いわゆる納期はもう決まっているんですよ。だけれどもそれで、メーカーに対して払う、頭金はもう払っていると思いますけれども、中間金ですよ、中間金を払うのを早くして、その意味ではメーカーがそのお金でいろいろな余裕ができるかもしれない、あるいは利子が稼げるかもしれない。だけれども、それだけのために、悪いけれども、私はF35も爆買いだと思っているけれども、そのことについては今回は触れませんよ。わざわざ国の財政の一番の基本の財政法を押し曲げて、ねじ曲げてまでもそれをやる必要があるんですかということを私は申し上げている。
これに責任ある回答をいただきたいと思います。