櫻井周の発言 (財務金融委員会)

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○櫻井委員 今、大臣からも意気込みを語っていただきまして、ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 特に観光客、今はちょっと、直近はいろいろな騒ぎもありまして減っておりますけれども、その騒ぎの直前は非常にふえてきたということですし、また、観光業に対する、インバウンドの観光客に対するところというのはまさに我が国の経済発展の一つの大きな要因でもあったわけですので、こうしたものを育てていくためにも、ぜひともよろしくお願いします。
 また、税関に関しては、違法薬物の摘発、金の地金の密輸等の阻止、こうしたものも重要な論点かと思います。これについては森田委員が後ほどしっかりと質問させていただきます。
 また、今般の関税定率法の改正点の第一の論点は私は農産物、畜産物に関することかなというふうに思っておりますが、これは、この問題に非常に詳しい神谷委員からまた質問させていただきますので、私からは、とん税及び特別とん税について質問をさせていただきます。
 私も兵庫県出身なものでございまして、神戸港を抱えております。二十五年前の阪神・淡路大震災で神戸港が崩れてしまった、コンテナ埠頭も壊れて被災してしまったわけですが、そのときに、コンテナは釜山港の方に大分行ってしまいました。それで、神戸港が復旧すればまたお客さんが戻ってきてくれるかなと思ったら、なかなか戻ってきてくれないというのがずっと続いて、もう二十五年たつというような状況でございます。国際的なコンテナの物流、東アジア全体で見ますと非常にふえてきておりますが、日本は微増程度というふうにとどまっております。
 資料一を見ていただきたいんですが、こちらを見ていただきますと、アジア、特に東アジア、東南アジア近辺でのコンテナの取扱い、それから定期船の便数でございますが、まさにこの定期船の便数が減ってしまうと、その分、日本から輸出をするときにも、待ちの時間といいますか、やはり何でも、ふだん通勤電車でも、二十分に一本なのか、十分に一本なのか、五分に一本なのかで利便性というのが随分変わってまいります。それと同じように、このコンテナ港が、どれだけ毎週寄ってくれるかというのでも随分変わってくるわけでございます。
 それを見比べますと、シンガポール、上海、釜山と比べて、京浜、横浜港を中心とします京浜港、それから阪神港、伊勢湾の名古屋港、こうしたところを見ると、随分と少なくなっている。それだけ我が国の港湾が実は東アジアの中においてもある種辺境の地になりつつあるのではないのか、ローカル線になりつつあるのではないのか。やはりローカル線になってしまうと、それはそれで非常に不便で、我が国の産業全体の競争力を損なうことになってしまう、このように懸念をしているところでございます。
 その意味で、今回のとん税及び特別とん税の引下げというのは、これは評価できるところかと思います。ただ、近隣の港湾の状況と対抗していくには、これではなかなか不十分なのではないのか、ほかにも取り組むべき課題が山積しているのではないのかということで質問させていただきます。
 といいながら、もうあと五分ちょっとしか時間がないので、ちょっと足早に質問させていただきます。
 まず、コンテナ埠頭へのアクセス状況でございますが、例えば東京港では四時間待ちとかいうような報道も以前ニュースでも流れておりました。コンテナ埠頭に入るのにも渋滞が起きている。また、運送業者の方でも運転士が不足をしているというような状況もございます。また、埠頭自体が、港湾自体が大規模化しているというようなところもありまして、埠頭間でコンテナをやりとりしたりするということで、埠頭間での移動においても渋滞が発生するというようなことがございます。さらに、西日本の方でいいますと、それこそ、内航海運で荷物を、コンテナを集めてくるよりも、外航海運で釜山に持っていった方が安上がりだということにもなるわけです。
 こうしたことを考えますと、まずコンテナ埠頭へのアクセス、これを改善していくことが重要な取組だと考えますが、このお取組について、国土交通省の方から御説明をよろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 櫻井周

speaker_id: 29486

日付: 2020-03-10

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会