海江田万里の発言 (財務金融委員会)
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○海江田委員 検討している、あるいはこれから検討するということだろうと思いますが、ぜひやはり早目に検討しておいていただきたいと思います。
今お話がありました、一つは、やはり、まず当面は各事業会社といいますか法人、ここの資本の増強のこともあります。これは前々回ですか、劣後ローンの話などもさせていただきました。これもぜひ早目な検討をお願いしたいと思います。
それから、ただ、事業会社がそういう形になってまいりますと、事業法人がそういう形になってまいりますと、当然のことながら貸し手であります金融機関もやはり経営がおかしくなってくるということは当たり前のことでありまして、同じ日の新聞でちょうど、上場地銀の七割が減益、赤字と。これはそのとおりだろうと思いますが、同時に、やはり三月期の決算ですけれども、三社は既にもう赤字転落、もちろんまだ資本が傷んでいるというわけではありませんけれども、赤字転落ということがあります。
特に地銀は、これまで長く続きましたゼロ金利、マイナス金利で本当に傷んでおりますので、やはりこの金融システム、今、足元は安定しているというお話がありましたけれども、そろそろモードをチェンジをしておいた方がいいのではないだろうかというふうに思います。
と申しますのは、私、これから金融庁あるいは金融行政、金融システムの安定のために何が必要なのかなということで、この間、まさにきょうの報告にあったように比較的順調に来ておりましたから、その中で忘れ去られてしまったものは何だろうなということをちょっと考えてみたんですね。
そうしましたら、これは、麻生大臣、一番よく御存じだろうと思いますけれども、おととしの夏ですか、実は、金融庁の組織の中で検査局というのがありましたよね、ところが、検査局を廃止をしてしまった。今は監督局がその分もやっているということでありますが。
ただ、思い出してみますと、検査局を廃止したときのずっと考え方というのは、実は、もうこれからは、後ろ向きな不良債権の処理だとか何だとかよりも、むしろ、金融機関が、本当に新しい、これはもちろん、預金者といいますか、銀行の利用者、金融機関の利用者、そういう方たちのニーズに合うように、新しい商品の開発でありますとか、あるいは新しい融資の開発でありますとか、そういうことを、前向きな融資や新商品の開発を後押しをしよう、こういうことで経済成長の後押しをしようということで検査局をやめて、そして、ただ検査機能というのは残さなきゃいけないから監督局の中にそれを移した、こういう経緯があったと思うんですよ。
ただ、私は、こういう時期になってくると、もう、新たに検査局をつくれとは言いません、これは。新たに検査局をつくれとは言いませんけれども、やはり、このとおりの、一八年ぐらいで一番そういう一つの大きなターニングポイントがあったんだろうと思いますけれども、そのことから今日に至るまで、特にきょうの報告なんかに至るまでずっとつながっていた発想をそろそろ変えなければいけないんじゃないだろうかというふうに思いますが、大臣のお考えをお聞かせください。