岡島一正の発言 (総務委員会)

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○岡島委員 実証試験、これが実は一番大事かと私も思っています。そして、数年のうちということも、一年後とかになるようにするのが一番いいだろうと思っていますが、しかし、大事なことは、PS―LTEが、確かに、映像を送れるようになったりとか画像を送るのが早くなったりとか、その利点は私も理解できます。しかし、一番大事なことの一つは何かといえば、やはり、災害時、緊急時、特にさまざまな災害時において信頼性を確保できるのか、そういった意味で実証試験が大事だと私も認識しています。
 しかし、例えば携帯電話の基地局の災害における被害などを見ても、東日本大震災のときですかね、あのときに、これは総務省のデータですね、平成二十三年の情報通信白書を読ませていただきましたけれども、その中には、約二二%の基地局が損壊、被害を受けたと出ています。そういったことがまた起こる可能性を否定できない日本です。
 そして一方で、世界の、これは国連ですね、二〇一六年版世界リスク報告書などを見ると、我が国の自然脅威にさらされているランクというのは世界で四位だというのがあります。一方で、日本の、皆さんも構築してきた仕組みとかさまざまな社会的な対応によって、災害対策とか対処能力、そういったものを加味すると、このリスクは世界十七位になるとなっています。
 そういったことを考えると、すばらしいものをちゃんと災害時にも使えるように、対処能力も問われてくるということになるわけですね。
 そういった意味において、やはり、強い通信環境づくりというのは、理論的なというか技術的なシステムのすばらしさだけでなく、本当に使えるのというところがとても大事で、それがもしだめだったらどうするのということ、フェールセーフも大事だというふうに考えます。そういった能力が日本は多分世界より高いという中で、リスク度ランクは四位だけれども、実際の対処能力を加味したら十七位となっている。
 ということで、今回の場合、これは、NTTドコモの資料によると、東日本大震災以降、災害対策がいろいろやられて、災害によるサービスの停止率は低下してきているというデータもあります。
 そうした中で、そうすると、災害に対する民間の対処能力は上がっていると言えるわけですから、そういう民間の設備を公共安全向けの無線として利用するというような観点については、例えばそれが選択肢となり得るのか、それについて、政府のお考え、見解をお願いします。

発言情報

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発言者: 岡島一正

speaker_id: 6671

日付: 2020-04-07

院: 衆議院

会議名: 総務委員会