小熊慎司の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。
 復興庁設置法等の一部を改正する法律案について審議をしたいというふうに思います。
 今ほど玄葉委員が質疑されましたとおり、新たな十年というよりは、これはとりあえずの十年と言ってもいいのかな。復興に関しては長期にわたる取組が必要だということは政府においても認識をされているところでありますし、今回の法改正、閣議決定した後に基本方針を取りまとめられましたけれども、その点について注目すべきは、地震と津波の地域、地震、津波と原子力災害の三重苦の地域では復興の進捗状況が大きく異なるという方針を決定をしていただいたということは、注目に値するものであるというふうにも思います。
 この前者の地震と津波、いわゆる、ざっくり県でいえば宮城、岩手は復興の総仕上げに入っているということを言及されておりますし、しかしながら、三重苦である福島においては帰還困難区域がまだ存在をしている。さまざまな風評被害、また、廃棄物の中間処理施設の搬入すら完了もしていませんし、それの最終処分場もつくらなきゃいけない。これも何のめども立っていない。また、風評被害も続いている。きょう東電も来ていますけれども、ADRが示した和解案が拒否されているという現状も続いている。今の玄葉委員のトリチウム水の問題もあるということで、何ら今後十年の中でも解決ができない課題というのを福島県は抱えておりますし、ましてや廃炉はここにいる我々が生きている人生の中でも恐らく終わらないのではないかということも言われているところでありますから、そういう意味では、今後の十年、延長した十年の中でも課題解決がおさまり切れないというのも事実であります。
 そういう中で、総合調整機能という言葉もありましたけれども、この九年、振り返ったときに、やはり縦割りの弊害もありますし、さまざまなこの委員会の審議の中でも、答弁は立派ですけれども、形式は整っているんですけれども、中身が伴っていないという点があるのも事実でありますけれども、この福島に関しての、とりわけ復興に向けた加速について、基本方針ではこれを切り分けたというか、しっかり認識を分けてもらったわけでありますので、今後どういうふうに具体的に取り組んでいくのか、まず大臣にお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 小熊慎司

speaker_id: 18041

日付: 2020-05-21

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会