小熊慎司の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○小熊委員 先ほど玄葉委員が指摘したとおり、しっかりとしたリーダーシップが図られなければなりませんし、この福島の再生、復興なくして日本の再生なしというふうに、言葉はいいんですけれども、その中身が伴っているかどうかという意味においてはまだまだ足りていない部分がありますし、毎年のように大臣がかわってしまう。中長期的な取組が必要だというのであれば、やはり一定程度、大臣はかわらずに、その任を担っていただきたいという願いもあるわけでありますし、また、全ての大臣が復興大臣だということでありますが、やはりさまざま多岐にわたる課題解決のための縦割り行政の弊害も解消はされていないというところであります。
これからの十年間の中で、まさに復興庁がしっかりとしたリーダーシップを発揮してやっていかなければならないわけでありますけれども、その実態がどうであるかというのはこれからも議論していきたいと思いますし、一つの証左では、だから、大臣が一年に一回変わってしまうということ自体が、やはり軽くなっている、ただの総合調整だけでリーダーシップを発揮していないという証左だというふうに私は指摘をせざるを得ないというふうに思っています。
そういう意味においても、これからの十年で中長期的な課題解決、そして、まさに玄葉委員も言いましたけれども、また更にその先まで見据えなければ、この福島の復興、この三重苦にあえぐ福島の地の復興というのは県民にとって明るいものではないというふうに言わざるを得ません。
また質問に移りますけれども、そうした中で、この復興の柱の一つに、これは東北の観光復興というのがあるわけであります。全国的には、伸び率からはおくれをとっていますけれども、インバウンドに関しても少しずつふえているというのもありました。
復興庁のホームページにも出ているとおり、全国的な流れよりはおくれはとっているけれども、堅調に推移をしている。今年度は外国人宿泊者数を東北においては百五十万人というふうに目標設定して、さまざまな予算もつけているところであります。また、インバウンドだけではなくて、特に福島県におきましては、国内向けのプロモーションとか、失っている教育旅行などの誘致に関しても予算がついているところであります。
しかしながら、今回のコロナの影響において、こうした観光の取組を見直さざるを得ないのも現実であります。このコロナを踏まえて、こうした観光復興というのをどういうふうに取り組みし直すのか、見直してやっていくのか。今、コロナがとりあえず収束しなければいけませんし、収束した後も、やはり県境をまたいで来られる、これは国外はもとより、国内の中でもその移動に関しても非常に緊張感があるところであります。
とりあえず、これは、観光復興について今後どういうふうにしていくのか、お伺いいたします。