江藤拓の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○江藤国務大臣 佐々木先生のおっしゃることはよくわかります。よくよく理解した上で若干反論をさせていただきます。
データはとても大事だと私も思っております。国会議員になってから、農林水産省においても統計においての人員の削減がかなり激しくて、これは、将来の制度設計をする上でデータがないと将来を見通せないじゃないかという議論は、私も党内で随分させていただきました。その部分は、逆にこれから農地も含めてデータの管理というのが大事になっていきますので、統計についてもしっかりやらせていただきたいと思います。
その上で、食料自給率については全く同じ意見で、カロリーベースのものが中心であります。
参議院で申し上げたのか、こちらで申し上げたのかちょっと忘れてしまいましたけれども、大黒柱はこれでありまして、国民にまず示すべきは、この食料自給率、カロリーベース、熱供給ベースですよと。これをまず主題として出させていただいて、あとのものは、こういう分析の仕方もございます。限られたマンパワーをそんなところに使うのは役人がかわいそうじゃないかと言われれば、まあそういう見方もあるかなと思いますが。
ただ、食料国産率については、この四月一日から不肖私が輸出の対策本部にならせていただいて、日本の和牛はピュアブラッドでございます、もう血統も、耳標も鼻紋もつけて、トレサもつけてしっかり生産工程も管理しております、この日本の和牛をぜひ買ってくださいというセールスをするのに、今の計算方式では大体、牛一頭の一一%しか食料自給率に換算することができない、輸入している飼料によって生産されているわけですから。
しかし、国内に売るときも外に売るときも、日本のものでございますと言って売るわけでありますから、そして、畜産農家の方々も、自分たちが手塩にかけてつくったものが全く統計の数字に反映されないのも、これはいかがなものかということで、いろいろと議論した上で、輸出の一助にもなる、そしていろいろな多角的な分析を国民の皆様方にもしていただけるということです。
まあ、自給力については、芋の話ですから、なかなか学者さんの文献も出てまいりませんけれども、ただ、四百四十万ヘクタールの若干欠けた農地と、資料もいただいた今すぐ農地に戻せる荒廃農地の九・二万ヘクタール、これを合わせて、もし危機のときに国民に熱供給ベースで食料を供給するとすればこういうことができますよという参考にはしていただけるのではないかというふうに考えております。