大串正樹の発言 (文部科学委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○大串(正)委員 ありがとうございます。
 しっかりと、また引き続きの支援をよろしくお願いいたします。
 今お話がありましたこの新興・融合領域というのがやはり重要になってくる場面の中で、一方で、これまでの科学技術政策が、比較的、自然科学の分野に焦点が当てられてきたのかなというふうに感じているところであります。
 ノーベル賞のような世界的な成果も、物理部門や化学の部門などの工業分野に生かされる技術であったり、生命科学や医療分野などが日本の強みというか中心になっているように見受けられるわけでありますが、一方で、社会科学分野というのは、まだまだ日本というのは世界的にも一流になり切れていない。すばらしい研究者はたくさんいるんですけれども、なかなか国際的に活躍できるというところまでは自然科学ほど行っていないのかなと、ちょっとそういう不安感がありまして。
 もちろん、社会科学の研究というのは大規模な実験装置がなければできないという分野ではないんですけれども、それなりに研究の質の違いというのを踏まえて支援していかなければいけないなというふうに思っております。
 大きな目的を決めてしっかりと予算づけをするというだけではやはり十分ではない。社会科学特有の研究環境をしっかりと支援していくことがやはり重要だと思います。
 例えば、所信の中でも最後の方で示されております防災・減災に関する研究開発という言葉が出てくるんですけれども、例えば災害対応の技術というのは、地質学的な知見であったり、あるいは土木建築みたいな技術が非常に重要になってくるように思い浮かぶんですけれども、実際には、地域のさまざまな課題、地域社会のあり方であったり、防災知識の普及であったり、避難訓練を徹底するなどして、地域住民の意識改革など、そういう社会全体での取組もやはり防災、減災には必要であるということを考えますと、社会科学的な知見というのも十分に必要になってくるんではないかなというふうに思います。
 そういう意味で、これから必要な研究開発対象とかそういう知識というのは、更に実践的な融合領域の分野をこれから開拓していかなければいけないと思うんですけれども、先ほどの社会科学の特性も踏まえた、こういった視点での支援というものがこれからもあり続けるのか、あり得るのかどうかについて、御意見を聞かせていただければと思います。

発言情報

speech_id: 120105124X00220200306_099

発言者: 大串正樹

speaker_id: 22678

日付: 2020-03-06

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会