浮島智子の発言 (文部科学委員会)
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○浮島委員 このGIGAスクール構想の実現のため、全力を私たちも尽くしてまいりますけれども、どうか、誰一人置き去りにしない教育、そして一人一人に光を当てた教育、これに大臣が先頭に立って取り組んでいただきたいとお願いをさせていただきたいと思います。
次に、これからの学校の指導体制のあり方、これについてお伺いをさせていただきたいと思います。
今、全国の学校で、休校期間中のおくれを取り戻そうと大変努力をいただいているところでございます。この教育課程の重点化それと縮減を図りながら、三密を避けて、そして安全、安心に学べる環境を確立するためには、国や地方自治体、公共団体による、これまでの常識にとらわれない教育の投資と条件の整備が欠かせないと私は思っております。
そのため、本年二次補正予算におきましては、補正予算における教育投資としては異例な内容を盛り込んでいるところでございます。
具体的には、三千百人の教員加配、六万一千二百人の学習指導員、二万六百人のスクールサポータースタッフの配置など、学習保障に必要な人的な体制の強化、それと、国費と地方創生臨時交付金合わせて九百三十億円、学校の裁量で使える再開支援経費として、特定警戒地域だった八都道府県には二百万から五百万、その他の三十九県については百万から三百万という、各学校に支給をして、国費と地方創生臨時交付金とを合わせて八百億円、そしてまた千八百億円程度の事業規模の予算を計上したところでございました。
しっかりと子供たちの学びを支える、これは我々大人の責務であります。
七月の十二日付の朝日新聞に掲載されました、小学校四年生、六月十七日の分散登校の様子を私は見ました。そしてその様子は、十七人が市松模様の配置になって座っており、学校の教室が、風通しがすごくよくなっておりました。他方、通常登校になった七月二日、この様子では、三十七人が教室にぎっしり座っておりまして、机と机の間隔は四十二センチしかありませんでした。文部科学省の衛生管理マニュアルに従って一メートル離すと、机が教室からはみ出してしまうと報じられておりました。先生方も、人数が少なかったときはもっと目が届きやすかったのですがと、四十人学級の多さを改めて実感したという現場の声もありました。これがウイズコロナの状況における四十人学級の実態だと私は思っております。
公明党は、令和三年度の予算の編成において、学校の指導体制をしっかりと確立するため、政府に対しまして、学校の新しい生活様式を踏まえつつ、感染症や災害等緊急時においても全ての子供たちの学びを保障できる環境整備を早急に行うこと、そのため三十人以下の少人数編制を可能とするなど、感染症対策、ICT活用を含むきめ細やかな指導や心のケアを行うため、国庫負担率の引上げなど教職員、外部人材等の指導体制の整備等を図ることということを強く申入れをさせていただきました。
その結果、七月十七日に閣議決定された骨太方針二〇二〇におきましては、安全、安心な教育環境を確保しつつ、全ての子供たちの学びを保障するため、少人数指導によるきめ細やかな指導体制の計画的な整備を行うと明記がなされたところでございます。
私たち大人は、子どもたちが三密を避けて、そして安全、安心に学べる環境を提供しなければなりません。残念ながら、現在四十人という学級編制基準ではそれができません。
そこで、大臣にお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、今回閣議決定されました骨太方針二〇二〇におきましても、安全、安心な教育環境を確保しつつ、全ての子供たちの学びを保障するため、少人数指導によるきめ細やかな指導体制の計画的な整備を行うと明記されたところでございますけれども、この骨太方針二〇二〇を実現し、現在の四十人という学級編制基準を下げるための予算の確保に向けた大臣の決意をお聞かせください。