萩生田光一の発言 (文部科学委員会)

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○萩生田国務大臣 東京都新宿区の劇場において開催された公演に関して、スタッフや観覧者を始め、報道等によりますと計百名を超える新型コロナウイルス陽性者が確認されていると承知しております。主催者と保健所が連携し感染経路等について調査を進めておりまして、あわせて、保健所より全観覧者が濃厚接触者と指定されたことを受け、主催者から観覧者に対して速やかに最寄りの保健所等へ相談するよう促すなど、さらなる感染拡大防止策が進められていると承知をしております。
 濃厚接触者の指定は個別の事例に即して保健所が判断するものですが、一般的に、仮に公演の出演者に感染者が発生した場合であっても、ガイドラインがきちんと遵守されていれば、観覧者が濃厚接触者として指定される事態を防ぐことができるものと考えられております。
 今回のケースは、劇場のガイドラインは一定程度守っていたんでしょうけれども、その公演後に、演者の出待ちですとか、また、その演者の皆さんと握手をしたり肩を組んで写真を撮ったりなどのサービス、サービスといいますか観覧者との接触があったために、全てのお客様を濃厚接触者と指定をしたものでありまして、一律に、今後こういう事態が起きたからといって全ての観客が濃厚接触者だということはあり得ないということを改めて申し上げておきたいと思います。
 一方で、今回の事案では、全国公立文化施設協会及び小劇場協議会において作成されたガイドラインにおいて控えるべきとされていた、今申し上げたような、出待ち、面会などの行為があったということでございますので、小劇場協議会もガイドラインが徹底遵守されていなかったという報告を公表しております。
 このような困難な時期にこそ、人々に勇気や希望を与える文化芸術活動の再開、継続、発展を力強く支援していくべきと考えておりまして、報道などでも、同じような舞台関係者の皆さんが、やはりきちんとみんなでつくったルールを守ることが大事で、こういった逸脱した行為があったことで舞台関係者の皆さんへ新たな萎縮を与えるようなことがあってはならないということは、繰り返し我々も申し上げているところでございます。
 歌舞伎もいよいよ再開すると承知しています。ぜひ日本の文化のすばらしさ、少しディスタンスをとって、いろいろな意味で窮屈な部分もありますけれども、ぜひ、日本人に勇気とまた希望を与えていただけるようなすばらしい演舞をあちこちで再開していただくことを我々も願っておりますし、そのためにも、業種別ガイドラインで決められたルールをしっかり守っていただいて感染防止策が徹底されるように周知をしていきたいと思っております。

発言情報

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発言者: 萩生田光一

speaker_id: 2656

日付: 2020-07-22

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会