葉梨康弘の発言 (法務委員会)
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○葉梨委員 実は私も、ちょっと不勉強でございまして、山尾さんの質疑があるまでは、三月の九日の参議院予算委員会での森大臣の発言、私、知らなかったんです。ただ、三月十一日の午前中にその内容を山尾さんから聞きまして、実は私自身も問題だなというふうに思いました。
といいますのは、去年ですかね、私が法務委員長をしていたときなんですが、野党の委員から、水戸の法務総合庁舎の新築は予算の無駄みたいな話を、私が感じ取った質問があったものですから、ちょっとかちんときちゃいまして、茨城も被災県ですよ、水戸の庁舎は全壊したんですよと委員長席から言っちゃったんですよ。その質問を遮っちゃったんですな。事実は、水戸の総合庁舎は幾つかありまして、幾つかの棟は全壊したけれども幾つかの棟は半壊だったということで、必ずしも、事実とは多少違っていた。それから、委員長の立場で野党委員の質問権を制限したというそしりもありまして、撤回したんです。
ですから、そういうこともありましたので、あの質疑があったときに、三月九日の森大臣の発言というのは問題だなということでぴんときたんですよね。ですから、速記が停止になったときに、私、大臣のところに伺いまして、三月の九日に、まさに所管事項でもありますが、ちょっと、事実確認をしていないのにそういう答弁をするというのは問題だと思ったので、あの答弁は問題ですよねということをちょっと大臣に申し上げて、大臣自身も、あれは問題だったので問題でありましたということをもう一度発言したいというような御意向を示されておったんです。
ですから、大臣自身が三月の十一日の午前中の段階で、やはり三月九日の答弁は問題だったというふうに御本人が認識されておったということはちょっと申し上げておきたいと思います。
その上でなんですけれども、個人的な評価を述べることについてなんですが、例えば、これまで委員会で、夫婦別氏の問題があります。かつて大臣は大臣になる前にこの問題について導入の積極派だったのに今はそれを旗幟鮮明にしない、それは何でなんだという質疑を聞くんですね。私は、これこそ所管大臣が個人的評価を述べることの問題点を集約しているんじゃないかと思うんです。
では、森大臣、夫婦別氏についてここで個人的な見解なり評価を述べること、これについてはどう考えられますか。