福井照の発言 (予算委員会)
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○福井委員 ありがとうございました。
いずれ飛ぶことになる飛行機の乗組員の皆さんに感謝と敬意を申し上げたいと思います。そして、今大臣からも御紹介ありました、現地に詰めておられる外務省の職員の皆さんにも敬意と感謝を申し上げたいと思います。引き続き、万全の危機管理体制、リスクコミュニケーション、リスクマネジメントをよろしくお願い申し上げたいと思います。
さて、次に、防災・減災、国土強靱化に関する予算、組織・定員、体制について御質問をさせていただきたいと思います。
これは、狩野川放水路の治水効果のパネルでございます。
台風十九号が来る前に、狩野川台風並み、狩野川台風並み、狩野川台風並みということで、事前の情報がございました。昭和三十三年の狩野川台風と実は同じぐらいの雨が昨年降ったんですけれども、昭和三十三年には亡くなった方、行方不明の方が八百五十三人出たにもかかわらず、今回は犠牲者はゼロでした。そして、堤防決壊が十四カ所でしたけれども、今回はゼロカ所でした。家屋浸水が六千七百七十五戸、昭和三十三年、出ましたけれども、今回は内水等による千三百戸にとどまることができました。この狩野川放水路、昭和四十年に完成をしましたけれども、狩野川放水路を始め治水事業の成果が出たということでございます。
次のパネルもごらんいただきたいと思います。
同じく台風十九号における八ツ場ダムの事例でございます。ためる方向の、湖の方からの写真でございます。
出水前、令和元年の十月十一日の写真が上で、十七日の午後四時の写真が満水時の下の写真でございます。この水位、約五十四メーター上がりまして、七千五百万トン、七千五百万立米を貯留することができまして、この利根川本川の八斗島の水位を約一メーター低下することができました。
次のパネルもごらんいただきたいと思います。
十月十三日にラグビーワールドカップを行いました日産スタジアムのところは、実は遊水地でございまして、遊水地、遊ぶという語感は、水をゆっくり運ぶ、水をゆっくりさせる、まあ、遊歩という言葉がありますけれども、そういうことでございます。鶴見川の水を、越流堤を越えてこの遊水地にためまして、なおかつ日産スタジアムでラグビーワールドカップもできたということでございます。
ダムも、遊水地も、そして堤防も、やることは全てやる、できることは全てやるということで、戦後も、そして百五十年前からも、我々は治水事業を進めてきたところでございます。
しかし、次のパネルは、気候変動シナリオ、二度C以上上昇いたしますと、降雨量が一・一倍になる、流量が一・二倍になる、洪水発生頻度が約二倍になる、頻度が二倍になると試算をされているわけでございます。ただでさえ、こうやって被害が毎年出るという状況を踏まえ、そして、気候変動シナリオによると洪水発生頻度が二倍になるということで、今の努力を加速させなければならない、そして、この外力の計算も上げなければならないという今現状にあるわけでございます。
したがいまして、令和三年度以降、新しい治水対策を始めなければなりませんし、そのためにも、令和三年度以降の予算確保がどうしても絶対不可欠な状況に今立ち至っているということでございますので、まず最初に、国土交通大臣から、令和三年度以降の予算確保につきまして、御決意を賜りたいと存じます。