福井照の発言 (予算委員会)
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○福井委員 萩生田大臣、済みません、ちょっと次回に回させていただきまして、小泉環境大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。
パネルをごらんいただきたいと思います。
この適応。もちろん、ゼロ炭素社会に向かうわけですけれども、もう一つの柱は適応であります、アダプテーション。ですから、緩和と適応、緩和と適応、右足、左足、右足、左足、時にシンコペーション、時にリズムを持ってこの二つを進めていく、これが人類にとって大切なことであります。きょうの質問は適応であります。
そして、この写真。テムズ川の高潮堤防です。なぜこの写真を使っているかというと、実は、日本人が、この適応、レジリエンスに対して、アダプテーションに対してすごく昔から貢献しているというお話であります。
実は、カズオ・イシグロのパパは、当時、長崎海洋気象台の博士でありました。高潮の計算においては世界一だった。したがって、一九五三年に、先ほど、オランダが一万分の一にした同じ高潮、洪水被害をもって、一九六〇年にカズオ・イシグロのパパを招聘するわけです。高潮計算をして、そしてカズオ・イシグロのパパが計算したその外力でこの設計をしたということなんです。
ですから、一九六〇年から日本人が、北海、イギリスそしてオランダの高潮、洪水対策、国土のレジリエンスに貢献をしてきた。そして、その息子が、人間が世界とつながっているという深い心理の深層をえぐり出して、心のレジリエンスを確立したという、親子で国土と心と人生のレジリエンスを確立したというすてきな物語なのでございますので、きょうの御質問は、今、環境省がやろうとしている、小泉環境大臣がやろうとしているこの適応について御紹介いただければというふうに思います。