大西健介の発言 (予算委員会)
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○大西(健)委員 おはようございます。立国社の大西健介でございます。
きのうに引き続き質問させていただきたいというふうに思います。
この補正予算、災害対応が含まれております。これはしっかりやらなきゃいけないと思います。一方で、それに悪乗りした予算というのも含まれているというふうに思っています。その一つが、財投を活用して世界レベルの高級ホテルを整備をする、こういう予算が含まれておりますけれども、昨年の十二月七日、官房長官が視察先の熊本でこのように発言をされました。財投の活用や日本政策投資銀行による資金支援などを実施し、各地に世界レベルのホテルを五十カ所程度新設することを目指す、このように言われました。しかし、これに対しては、業界や専門家から、的外れだ、意味不明だという批判の声が上がっています。
かつて国や地方公共団体は、地方に国民が気軽に利用できる宿泊施設が足りないといって、公共の宿、これを乱立をさせました。そして、リゾート法によって、まるで需要の見込みのない僻地に非効率な過剰設備を持った画一的なリゾート施設を建設して、そこに公的資金を補填した結果、市場の需給バランスが崩れて、そして地方のホテルや旅館は非常に傷んだ、こういう過去があります。
それを、今ごろになって、老朽化した設備への投資もままならない、また、労働力不足で大変苦しんでいる地方の旅館やホテルは見捨てておいて、外資のチェーンホテルに地方を開発させようとしていることはおかしいんじゃないか、こういう声が上がっています。今まさに新型肺炎の問題で外国人観光客のキャンセルに苦しんでいる地方の旅館やホテルからは、本当に怒り心頭だという声が上がっているんです。
また、官房長官がこの発言をした熊本では、仮設住宅で不便な生活が続いているのにふざけるな、あるいは、震災で廃業したホテルもあるのに無神経だ、こういう声が上がっているんですが、総理はこのような批判にどのようにお答えになりますでしょうか。