茂木敏充の発言 (予算委員会)
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○茂木国務大臣 今、総理から全体像について御答弁をさせていただきましたが、在留邦人の海外からの退避の際のチャーター機の運航につきましては、内戦の勃発や武力攻撃など、邦人本人の意思にかかわらず、保護の観点から政府として退避をお願いせざるを得ないような場合を除きまして、通常は、これまで、エコノミークラス正規運賃の負担をお願いすることとなる旨説明をしてきたところであります。
今回の退避につきましては、政府として、当初は、御自身の判断、意思によりいち早く武漢市を含む湖北省から自費で退避された方々もいらっしゃる、また、今も湖北省以外から自費で出国される方々との公平性、これにも配慮して、エコノミークラス正規運賃の御負担をお願いすることが妥当と考えてきました。もちろん、チャーター費であったりとかさまざまな費用はそれ以上に圧倒的にかかるわけでありますが、このエコノミークラスの運賃分だけということであります。
しかしながら、その後、武漢市を含みます湖北省での感染者数の急激な増加や、それに伴います周辺の交通規制、かなり強化をされています等の事態の急速な変化があったこと、そして、今回御帰国された邦人の方々には、帰国後に医療機関での受診、そして一時退避施設での宿泊、自宅待機等、種々の対応をお願いしていること、そして、総理の方からありましたように、WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態、本日宣言をしたということ等を考慮して、方針を再検討することといたしました。
その結果、今回のチャーター機によります退避については、運賃についても政府が負担する方向で検討したい、このように考えているところであります。
なお、これまで、チャーター機、三便飛ばしておりますが、昨日までの二機のチャーター機によりまして、邦人四百十六名が帰国をいたしました。また、きょうの、恐らく一時間半後ぐらいになると思いますが、十時四十分ごろ、羽田に百四十九名の邦人を乗せたチャーター機、三便目が到着する予定でありまして、武漢市からすぐに帰国をしたいという方につきましては、この三便で帰国を全員できる、こういう状態がとれるのではないかなと思っております。