岸田文雄の発言 (予算委員会)
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○岸田委員 ぜひ、こうした危機に当たって、国民、心を合わせて、力を合わせてしっかり対応していきたいものだと思います。
そして、この問題の対応については、今後とも中国の協力、これは重要となってきます。その中で、ことしは、中国、習近平国家主席の国賓での来日、これが予定されています。新型肺炎の問題のみならず、政治、経済、文化、スポーツ、あらゆる分野において切っても切れない隣国、これが中国であります。
この中国との関係を振り返りますと、かつては、リーダー間の往来がままならない、厳しい関係の時期もありました。第二次安倍政権がスタートした時点、私も外務大臣を務めておりましたが、その時点においては、首脳会談はおろか、外相会談すら開けない、大変厳しい日中関係があった、こういったことを思い返します。
その後、さまざまな努力を積み重ねて日中関係が改善したことを考えますと、習近平国家主席の来日、これはぜひ成功させたいと思うわけですが、ただ、他方で、人権あるいは法の支配、自由といった価値観を重視する日本として譲れない線もあり、自民党内においては、そもそも国賓として招くこと自体を問題視する声、こういった声も根強い、これが現実であります。
習近平国家主席の来日、国民こぞって歓迎する環境をつくるためにも、香港等の状況あるいは尖閣をめぐる状況など、中国側で適切に努力することも多いのではないかと考えますが、総理は、この中国との関係の改善、さらには新しい時代における日中関係のありよう、こういったことについてどのようにお考えになっておられるでしょうか。