岸田文雄の発言 (予算委員会)
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○岸田委員 ありがとうございました。
ぜひ、この成長と分配、中間層への分配、世界的な課題です。我が国もしっかりと挑戦をしていきたいと思います。
そして、先ほども申し上げた経済政策の持続可能性に関する三点の中の三点目でありますが、これは時間が限られておりますので次の機会に回したいと思いますが、経済成長が続いていても、一方で、社会保障を始めとする将来への不安があるということでは、日本経済を支える消費、内需は盛り上がってこない。社会保障の持続可能性を確保する観点から、特に支え手である若い世代への負担、これをいかに軽減するか、こういった発想で、この全世代型社会保障制度改革に政府としてもしっかり取り組んでいただきたいと思います。
こうした社会保障における世代間の一体感、また、先ほどの成長と分配における所得層間の一体感、また、後ほど触れさせていただきたいと思いますが、憲法の論議においても、子供の貧困における社会の一体感、こういった議論にも触れなければなりません。この日本の社会において国民の一体感を維持するということ、これはこれから政策を進める上において大変重要な課題ではないかと思います。
そしてさらには、これからの日本の社会を考えた場合、働き方においても、また社会保障においても、個性や多様性を尊重するという考え方、これは重要な取組だと考えます。個性や多様性を尊重するというと、一見ばらばらになるように見えるかもしれませんが、異質なものを排除しないとか誰をも取り残さない、こういった観点からは、社会の一体感を維持するという点において大変重要な視点ではないか、このように思います。
今や、夫婦、あるいは家族、働き方、それから人生設計すら、これは多様化が進んでいます。こうした多様化に適した経済、あるいは社会保障、こういったものを考えていく、これが社会の活力、活性化にもつながる、このように思います。
総理は、この国民の一体感の維持、あるいは個性や多様性の尊重、こういった点についてどのようにお考えになられるでしょうか。