赤澤亮正の発言 (予算委員会)
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○赤澤委員 ここからは、農林水産業を中心に質問をいたします。
私の地元は農林水産業が盛んな鳥取県でありまして、最近、地元では、農林水産業に関する質問が国会で出ないのは残念だという声が聞こえておりました。一月末に農林水産業について質問しないかと打診を受けたときは、我が意を得たりということでありました。その後、二月七日に出た日本農業新聞の記事の見出しは、「通常国会 農政議論 低調に 豚熱、基本計画 置き去り懸念」ということでしたので、しっかり質問をさせていただきたいと思います。
言うまでもなく、農業は国の基です。新型コロナウイルスは国民の最大の関心事の一つであり、まさに今そこにある危機ということなので、農林水産業の議論はその陰に隠れてしまいがちですが、現在、農林水産業もさまざまな危機に直面しています。今後とも衆参の予算委員会や農林水産委員会でしっかりと議論する必要があります。
ということで、本日の私のテーマは、危機に直面する農林水産業ということでございます。
パネルをごらんください。
ざっと六つの、農林水産業が直面する危機を挙げてみましたが、四番目と五番目の遺伝資源流出やウイルス、感染症の危機に対応するため、内閣は今国会に合計四本の法案を提出予定です。すなわち、和牛遺伝資源を守るための法案二本、種苗など植物遺伝資源を守るための法案一本、そして、アフリカ豚熱など家畜伝染病の発生予防、蔓延防止のための法案一本の合計四本です。
パネルの、一番目の危機である人口減少、高齢化に話を戻します。
この危機は今後更に加速します。現在の出生率と死亡率を前提にすれば、今から八十年後の西暦二一〇〇年に、日本の人口は現在の半分を大きく下回る五千九百万人になります。その結果、農林水産業にとっては、生産の面では人手不足、消費の面では需要不足、これが大きな危機として立ちはだかります。その解決策として、生産の面では大幅な生産性向上、消費の面では大幅な需要拡大が求められます。
そこで、江藤大臣にお尋ねします。
人口減少に負けない農業を実現するための具体的な対策について教えてください。