江藤拓の発言 (予算委員会)
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○江藤国務大臣 まず、農業は国の基であるということを言っていただきまして、大変ありがとうございます。
このパネルも見させていただきましたが、食料獲得競争、これはいずれ遠くない将来起こる可能性がある。今の人口は、一七年、七十六億人ですけれども、これが二〇五〇年、九十八億人まで日本とは逆に爆発的にふえるということであれば、日本は今、外国に多くの食料を頼っておりますが、これがいつまでも担保される保証は全くありません。
ですから、国内の生産基盤をきちっと守り、担い手を育てることは、国を守ることだというふうにまず考えております。そのためには、生産性の高い農地をまずつくらなければなりません。生産性の低い農地に担い手を張りつけても、やる気も出ないし、生産性も上がらない。
ということであれば、補正予算と当初予算で六千五百十五億円、これを土地改良の予算につけましたので、これで強い農地をまずつくる。そして、分散錯圃している農地はやはり生産効率が悪いので、それも集約して大区画化する必要があるというふうに考えております。
それからやはり、これからの農政は、底上げするということが大事だと思います。大きいものは更に大きくなるということも大事かもしれませんが、中小規模の人たちが更にもう一歩上を目指して、生産性を上げ、所得を上げていく、それによって地域の魅力を増していくということが大切だろうと思っております。
ですから、今回の種雄牛に対する増頭対策も規模の小さいところに対して手厚くさせていただきましたし、それから、産地パワーアップそれから畜産クラスター事業も要件を大幅に緩和をさせていただきました。
中山間地域におきましては、今までは、五カ年計画を立てて、全ての方々が五年後もちゃんと営農を続けていないと返還してくださいよという制度がネックになっておりましたけれども、これも、残念ながら抜け落ちてしまった方の分だけ返せばいいというふうに要件も緩和しましたし、中山間については、新規の加算措置が三つ、それから拡充措置が一つということで、条件の悪いところにもしっかりと目配りをして、そして海外の市場をしっかりとりながら、農林水産業の足腰を強くしていきたいというふうに考えております。