江藤拓の発言 (予算委員会)
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○江藤国務大臣 よく牛肉ばかりに焦点が当たりますけれども、私は、あらゆる農林水産物にチャンスがあると思っております。
赤澤先生もいろいろな国に行かれたことがおありになると思いますが、やはりどの国に行っても日本の食材のすばらしさというものは際立っていると思います。
ですから、具体的に言いますと、二〇一九年の実績で見ると、ブリなんかも伸びておりますし、水産全体は残念ながらサバ等が不漁で落ちましたけれども、ブリなんかは大変伸びております。鹿児島、伸びていますね。それから、牛肉なんかでいうと二〇%伸びました、一九年だけで。牛乳・乳製品も、TAGとか11のときに随分話題になりましたけれども、牛乳・乳製品全体でいうと二一%、二〇一九年は伸びております。それから、日本酒なんかも伸びておりますし、最近日本で特に話題になるのは、外国では生卵を食べる習慣がない、余り衛生的にきちっと管理されていない、しかし日本は生卵が食べられるということで、四五%輸出が伸びております。
ですから、あらゆる、埋もれたものがたくさんありますので、そういったものを一つ一つ起こしていけば、あらゆるものに輸出のチャンスがあるのではないかというふうに私は思っております。
そしてまた、今までは、リンゴなんかでいうと、贈答用に大玉のリンゴを出すんだ、高く売れるんだということに焦点が当たっていましたけれども、どうも、マーケットリサーチをすると、日常の食卓に上るような、若干小ぶりで、そして価格も安いものが欲しいんだというようなニーズも大分出てきましたので、それに対応する生産をする、輸出をする業者も今出てきています。
ですから、やはり、マーケットインという視点を忘れずに、いいものだから高く買ってちょうだいというだけではなくて、日常の食卓に日本の食材が上るような工夫をやはりこれからはしていく必要があるんだろうと思います。
先生御指摘のように、経済連携協定は農家にとっては不安の材料であることはそうです。我々農林水産省は、その不安の解消のために全力で説明責任を果たさなければなりません。それは一生懸命やらせていただきます。
しかし、例えばアメリカに対しては、今まで低関税枠は二百トンしかなかったわけでありますけれども、これがWTO枠で六万五千五トン、これはニカラグアがほぼほぼ八割使っていた枠ですけれども、ニカラグアはアメリカとの自由貿易協定を結んで関税ゼロになりますので、これがすっぽりあけば、日本にはそこに切り込んでいく大きなチャンスが出てきます。
そして、今コロナが出てきておりますけれども、しかし、中国も門戸を開くべく今準備が着々進んでおりますので、それから、牛肉にしても豚肉にしても、それから鳥肉にしても卵にしても、野菜にしても果物にしても、さまざまチャンスがあるというふうに考えております。