赤澤亮正の発言 (予算委員会)
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○赤澤委員 ため池の要改修等箇所が緊急対策で千カ所、農業用ハウスの要補強等面積が九千ヘクタールという説明を受けております。
極めて重要な取組で、大車輪で進めていただくことをお願いしますが、なぜ今までやってこなかったのかという反省も必要だろうと思います。今後、更に更に、過去の教訓を最大限生かす事前防災の取組に力を入れていただきたいと思います。
あわせて、このパネルにあるように、事前防災を徹底するためには、過去の災害の教訓を生かすとともに、最新技術をフル活用するということが重要になってまいります。
水の災害の頻発化、激甚化を受けて、民間企業が、水位の上昇を計測して、その情報を携帯に飛ばすシステムなどをリーズナブルな価格で販売し始めています。
水があふれていないか自分の田んぼや畑が心配になって見に行った結果、高齢の農業生産者が用水路に転落して命を落とすといったような、水害のたびに繰り返される、本当に痛ましい事故の再発を防止するための最新技術のフル活用の取組を進めていただきたいと思います。
ここ三年の緊急対策で、水の災害への事前の備え、事前防災は確かに進展しました。地元の市町村長の皆様は口をそろえて、この三年間で河床掘削などが進んだとおっしゃいます。
しかしながら、ここ三年で確かに進んだ対策がある一方で、国の整備計画に基づいて水害対策を進めている国管理の河川で、堤防が必要な約一万三千キロのうち、堤防の高さが計画水準に達していない区間は約三千五百キロあります。堤防自体が設置されていない区間も約七百五十キロ超です。繰り返しますが、国管理の河川ですら、計画された、必要な堤防が整備されていない区間が約七百五十キロ超あるということです。ましてや、都道府県管理河川あるいは市町村管理河川に至っては推して知るべしという状況です。
本日の江藤大臣の御答弁からもわかるとおり、農林水産分野の災害対策、事前防災も課題が山積みであるということです。
そこで、麻生大臣にお願いをいたします。これはもう質問というよりお願いでございます。農林水産関係者を含む、事前防災の全ての関係者の願いです。麻生大臣のもとに、既に同趣旨の要望が本当にたくさん寄せられていると思います。
防災・減災、国土強靱化のための三カ年緊急対策終了後の二〇二一年度以降も、農林水産分野を含む事前防災の手を緩めることなく、三カ年緊急対策と同水準の予算確保をお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。