阿部知子の発言 (予算委員会)

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○阿部委員 私は、何度も申し上げますが、素直に多発させたということは認めた上で、次の対策を考えなければいけないと。
 この間の政府の対応を見ておりますと、一つ一つ、ごまかしや失敗を、いや、大したことないんだと言いくるめていくような形で、国民にいろんな場面で、もちろん森友も加計も桜もです。
 しかし、それがいかに、こういう危機を迎えた感染症に直面したときに、本当に国民の一人一人の協力のもとにやっていかなきゃいけないときにマイナスになるかということは、官房長官が最も自覚していただきたい。もちろん対策本部の本部長は安倍総理ですが、きょうは御質疑が午後になりますので、ぜひこの点は自覚をしていただきたい。
 そして、私は、二月の七日の日にダイヤモンド・プリンセス号を取り上げさせていただいて、そのときはちょうど自衛隊の医官が中に入られる、五名だったと思いますが。私がそのとき懸念で指摘したのは、御高齢者が多いこと、そして重症化を来しやすいことでありました。御答弁は、こうした医官を配置するからということでありますが、結果的には、四名の御高齢者、八十代の方が亡くなられました。
 私が大変気になりますのは、御高齢者だから、ある意味で、亡くなられても御高齢者だからと言われることであります。リスクが高いのは、年齢に応じてあることです。ただ、それゆえに、その対策をとったかとらないかが医療でも問われるところです。
 特に、今まで判明している中で、亡くなられた八十四歳の女性だと思いますが、二月五日に熱を出され、翌日下痢をして、しかし、この方が下船されたのは二月の十一日で、検査したのが十二日で、わかったのが十三日で、二十日に亡くなります。二月五日に熱が出て二月の十二日まで一週間、私は、どんなお気持ちで船内で過ごされたろうかと。誰とも連絡もできない。もちろん人は死を避けられない存在です。でも、出かけるときは、元気にクルーズ船に乗ったはずです。いろいろな方にいろいろな思いを伝え、楽しい旅だったねと報告もできるはずの方が亡くなっていかれました。
 これは、やはり船内の医療体制の問題として認識していただかなければ、お亡くなりになった方々のお一人お一人に私たちは言葉がないものだと思います。深くこうべを垂れて、これは対策の失敗、医療体制の問題だったと。どうですか、官房長官、御自覚ありますか。

発言情報

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発言者: 阿部知子

speaker_id: 26143

日付: 2020-02-26

院: 衆議院

会議名: 予算委員会