畦元将吾の発言 (予算委員会第五分科会)
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○畦元分科員 ありがとうございます。
本日は、第五分科会で質問させていただく機会をいただきまして、大変ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
まず、私、最初に、新型コロナウイルス関連に関しまして質問をさせていただきます。
政府や関係各位の皆様方が水際対策及び国内対策で感染予防に全力で取り組んでくださっていることに、心から敬意を表します。我々は新型コロナウイルスの猛威を冷静に受けとめ、適切に対処していかなければならないと考えております。
その一つとして、医療施設内の院内感染についてお伺いしたいと思っております。
医療従事者自身の感染予防対策に関しては、新型ウイルス関連肺炎対策本部会議や報道などで、危機管理の一環としての対策、対応をされていると認識はしております。しかし、医療施設内の検査室、特に肺炎の検査で使うような放射線機器の検査室の換気は、他の部屋に比べると必ずしも良好とは言えません。
資料一を見ていただけるといいんですけれども、まず、一枚目のページの左上の写真が肺炎などの検査をするエックス線CTの画像です。次を開いてもらいますと、二枚目になるんですが、右上がエックス線の検査室の写真です。このように、エックス線検査室とかエックス線CT室など、放射線を使う検査室は、放射線を外部に漏らさないという観点から部屋を鉛シールドしてあり、窓あけの換気はほぼ厳しい状況です。空気感染、室内感染が懸念されるところです。
電話で二つか三つの病院に聞いてみたんですが、換気はどうされていますかといいますと、検査が終わった後にドアをあけて一々換気をするというのが現状のようです。空気感染などが懸念されるんですが、部屋にウイルス対策空気清浄機などの設置をすることなど、厚生省からガイドラインや通達などができないでしょうか。というのは、お金もかかることなので、通達がなければ、今までどおり、検査終了後に扉をあけるだけの換気になる施設も少なくありません。
また、風評被害といいますか、先ほど電話がかかってきたんですが、順天堂大学と東邦大学などで、コロナウイルス患者さんがもし来たとしても後に回してくれないかというような意見も出ているということを聞きました。これは意見だけなので、どうしているかはまだわかりません。
検査機器が高額なことや、また、院内の機器台数などから、大学病院や特定機能病院を除きますと、一般患者とコロナウイルス患者のエックス線室の分離はまず難しい状況と思います。一台の機械で撮るとか、多くても三台ぐらいの機械で撮るということになります。そのため、コロナウイルスの感染患者さんの検査後に、体力が低下している他の病気の患者さんも、同じ部屋で、同じ検査室で、同じ機械で検査することが予測されます。
もう一個、資料二なんですけれども、二〇一九年三月一日に、日本診療放射線技師会医療安全委員会から通達している、放射線分野における感染症対策ガイドラインというのが出ております。目を通させてもらったんですが、このガイドラインは、作成中は現在の新型コロナウイルスの猛威は予測していなかったこともあり、患者さんへの二次感染防止に対しては少し具体的指示が弱いと感じております。
例えば、現在、患者さんの触れた部分を消毒するとは書いてあるんですが、新型コロナウイルスに考慮した消毒液の濃度とか、どれを使っていいかとか、検査時に患者さんが触れる場所の具体的な特定はされていません。患者さん単位で常に新しい消毒綿などで消毒するということなども余り記載せず、消毒するとなっております。医療スタッフは手袋を着用し、感染症の患者さんの撮影後は手袋をかえる。手袋がまだ足らないので再々かえられるかどうかという疑問もあるんですが、そういうことも必要かと思います。
操作室のシステムにもウイルスがつかないように心がける。どういうことかと申しますと、検査室と操作室は別々にあり、手袋をしたままエックス線ボタンを押すとそこがまた感染するということになるんですが、その辺の対応は一切書いていなかったように思います。
また、大体今まではしていなかったんですが、検査をする前に患者さんにお願いをすることなども必要かと思います。通常、患者さんは、待って、そのまま来るんですが、検査前と後に、消毒、手洗い、マスクの着用、検査着に着がえるということも大事です。検査着も、実を言いますと、病院によっては同じ日は使い回しの場合もあるんですが、そういうのもかえないといけないということが考えられます。
検査後の検査着を入れるときには、また分離。要は、感染者の方が着た検査着を、健康な、先ほど話がありましたが、例えば糖尿病の患者さんが着るということも十二分に考えられますので、それもしっかり分離しないといけないということも考えられます。
検査中に、患者さんが、当然、肺炎なんかでありますとたんが出たりするんですが、そのたんを捨てる場所を確保する。当たり前と思うかもしれませんが、よく患者さんが、ティッシュに包んで、そのティッシュを持って、そのままエックス線の機械で検査をするということもありますので、そういうことが絶対にないように、そういうウイルスに汚染したものは捨てるということを徹底しないといけない。消毒対応の人員の必要性が出るかもしれないという可能性もあるんですが、感染防止をするためには重要なことと考えられます。
厚労省からも、今私が話したような具体的対応、又は具体的な指針とかガイドライン、通達事項をしていただけると幸いです。資料の二のガイドラインにはここまで記載されていなかったように思います。
医療スタッフの感染防止はもちろんなんですけれども、医療機関にいる体力の落ちている患者さんへの二次感染防止も重要と考えます。遅くなれば、その分、感染拡大につながる可能性があります。厚労省様の今後のお考えや、何か御意見があればお聞かせください。