中村裕之の発言 (予算委員会第三分科会)
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○中村(裕)分科員 おはようございます。自由民主党の中村裕之です。
本分科会のトップバッターでの質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
麻生財務大臣におかれましては、先週も一週間、第一委員会室に張りついて予算委員会への対応をされた後に、G20財務大臣・中央銀行総裁会合ということでサウジアラビア・リヤドに御出張をされ、本当にお疲れのことと思いますけれども、ぜひ、きょう一日も、長い審議になりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
私も、経済人である麻生大臣と、一度、日本経済について議論してみたいと思っておりました。
初めに、日本経済の将来見通しについて、少し長いスパンで、これまでとこれからについて認識を伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。
資料一、資料二という二枚の資料を用意させていただいております。
資料一につきましては、一九九五年から二〇一七年までの世界各国の成長率ランキングでありますが、我が国日本は一番右にあって、成長がほとんどない。一方で、経済成長は、各国ともそれなりに、まあ、それなりにというか、世界標準で見ても、この二十二年間で二・五倍のGDPの伸びというふうになっているわけであります。米国などで見ても、一九九〇年と比べると、GDPは三倍、税収も三倍というふうに伸びている中で、我が国は経済成長をほとんどしていない。
この間に、ITバブルの崩壊ですとか、リーマン・ショックですとか、災害も多くありました。そういう事情もあるとは思いますけれども、現実に、このことによって、世界経済における日本の経済のシェアはどんどん縮小しているというのが現状だというふうに私は認識をしております。
一九九七年には日本のGDPシェアは一七・五%ありましたけれども、二〇一八年には五・七%と、約三分の一にシェアが縮まっているわけであります。中国はシェアを一六%まで伸ばしていて、現在の新型コロナショックの影響も、そういう意味では大きな影響がある、SARSのころとは比較できない影響になっているということであろうと思います。
この傾向が続くと、日本のGDPのシェアは、十年、二十年のスパンで見ると、三%台あるいは二%台まで落ち込んでしまうのではないかというふうに危機感を持っておりますけれども、麻生大臣には同様の危機感はおありでしょうか。そういった認識をお伺いしたいと思います。