笹川博義の発言 (予算委員会第六分科会)
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○笹川分科員 尾瀬は、今言及があったニッコウキスゲとかミズバショウ、これが圧倒的にやはり人々に感動を与えるんですよね。
ところが、それが、昔の写真と今、これは比較にならないんですよ。確かに、復元を、尾瀬の高校さんも含めて地元の人たちが一生懸命やってくれているんですけれども、それ以上にやはり天敵の鹿が、のこのこのこのこやってくるんですよ。まあ、彼らも生きるために必死ですから、それはわかるんだけれども。
もう一つ僕が思うのは、やはり生活様式が変わったということなんですね。何が言いたいかというと、学校でも今、和式のトイレから洋式にかえていくよね。そのときに、私はあそこの山小屋も含めて、その泊まりの様式、これをどうしたらいいのかなと思う。その排水能力、処理能力を上げていく、普通にホテルのように泊まることができる山小屋、まあ、それがいいかどうかは、ちょっとまた地元のそれなりの人たちに意見を聞かなきゃいけないけれども。今の若い人たちにとって、余り不便を感じさせるような宿泊関係だと、やはり足が遠のいてしまうのかなという気もするんですね。その生活様式に合わせつつも、ぜひそこら辺はまた地元の人たちとよく検討していただきたいのと、ぜひ、現状でいう、このニッコウキスゲをもとに戻すためにはもう一段力を入れていかないと、やはり鹿の圧力に抗し切れないという現状があるんじゃないのか。あと、木道整備、これがやはり追いついていない。
もう少しこの予算のあり方、使い方を含めて、私もあそこを二度ばかり歩いた経験から申し上げているんですけれども、やはり、ルートによっては非常によろしくないなというところがありました。これはちょっと県管理の方なんだけれども。だけれども、それは県管理だから、いや、環境省さんはいいという話じゃないから、やはりみんなで力を合わせていかないと、それぞれ魅力度というのはもとに戻りませんから、一千万人を目指す中での尾瀬の役割というのは、私は大きいというふうに思っていますので、ぜひ更に磨きがかけられるようにお願いをしたいというふうに思います。
続いて、生物多様性、これも大臣から言及がありました。経済行為に配慮。そもそもこの生物多様性というのは、外来種が入りまじった生物多様性じゃなくて、本来、日本の在来種を含めて固有の生物多様性をどう維持するかということだったんですね。
たまたま、これはもう時間の方も余りありませんので申し上げるんだけれども、生物多様性保全推進支援事業というのが環境省にありますね。これは非常に継続性を必要としている事業だと僕は思っているんですよ。
今、私の地元でクビアカツヤカミキリムシというやつが、非常に格好いいんですけれども、桜にとっては非常に天敵なんですよ。このカミキリムシは、どういうわけだか老木、いわゆる大木なんですよ、老木というのは、そういうところに巣くっちゃうと、どうしても伐倒作業しないといけない。今言ったように老木ですから、でかいんですよ。これ、そんな一本一万、二万で引き取ってくださいというわけにはいかないんですよね。これが物すごく自治体にとっては大きな負担になる。そして、これはやはりきちっとやっておかないと広がってしまう。今、残念ながら、環境省さんにお手伝いをいただいていますが、広がる一方なんですよ。
すなわち、僕がこれで申し上げたいのは、何でこれは二年プラス一年ぐらいで終わっちゃうのと。これはやはり継続してやるということが大事なんですよ。これでおっ放されたら、えっ、また国は私たちだけでやれと言うんですかということになるわけですよ。最初が肝心だから。
だから、そこら辺のところで、この支援事業の継続性についてどういう見解を持っているのか、ちょっと教えてください、御所見を。